「長田今昔ものがたり」第101話

第101話 絵干し会と入会地 2018年6月16日放送

長田には、江戸時代からの風習がいまなお残っています。「四ヶ村(しかそん)」とは、長田村、池田村、東尻池村、西尻池村の4つの村のことです。水源地や樹々草木の確保のために、この4つの村で「入会地(いりあいち)」を持っているのです。高取山に近い「中一里山(なかいちりやま)」に共用の土地があって、年に一度、入会地の絵図を取り出し、代表8人くらいで、現場確認をしています。絵図を確認するので「絵干し会(えぼしかい)」という粋なニックネームがついています。水源としてのため池が多かった時代、柴をかったり、薪を取ったり、下草を肥料にした時代の風習など、昔を偲ぶ話も出て、今も続いています。


101話 入会地を確認する代表さん

第14回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

今回の街ブラは、音楽ユニット「Bloom Works」KAZZさんと石田裕之さんの登場です。防災をテーマに全国で新しい音楽シーンを切り拓いているお二人の歌を是非お聴きください。

KAZZさんは、アカペラの世界で日本のボイスパーカッションのパイオニア。石田裕之さんは、アコースティック シンガーソングライター。お二人とも神戸のご出身ですが、別々に防災の啓発活動を行ってこられました。

阪神淡路大震災の体験とその活動への関係、そして、神戸に居ながらにして、交わることのなかったお二人の運命的な出会いについて、お二人にお聞きしました。

ボイスパーカッションのKAZZさん と ボーカル&ギターの石田裕之さん、日本の音楽シーンでは珍しい組合せのお二人ですが、息はピッタリで素敵な歌を聴かせてくださいます。歌詞の中に、さりげなく防災のメッセージがちりばめてあります。

そして、阪神淡路大震災の経験から生まれた『ウデブエ』は、アーティストグッズとして、ライブで曲の中でも使いますよ。
インタビューの最後に、リスナーの皆さんへメッセージをいただいてますので、どうぞお聞き逃しなく。

今後のライブ情報は、ホームページツイッターをチェックしてください。

Bloom Works お二人の思いがたくさんの方々の心に届きますように!

街ブラは、輝く人・街を応援します!
エンディングテーマ曲:Bloom Works 『 Touch The Rainbow 』

関西学院大学総合政策学部、山中速人研究室山中ゼミ生進級番組8/7・9/7

2017年度関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ年3年の進級課題番組は2018年5月19日土曜日14時半からの30分間、7週にわたってお送りします。6月16日土曜日はその5回目、森下大地と前田亜衣紗の二人の取材をお送りします。

◆前半:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 森下大地
ゲストは、繊維会社経営 野呂弘氏。
◆後半:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 前田亜衣紗
ゲストは、前田亜衣紗自身の高校時代の担任村上和弘氏。

FMYYインターネットメディアになってから2回目の通常総会。

ラウンドテーブル的に「みんなのメディア」の立ち位置を語り合う予定です。

開催日程:2018年6月16日土曜日14時から16時予定。
開催場所:カトリックたかとり教会食堂
〒653-0052 神戸市長田区海運町3-3-8
事業報告・事業計画などは、プロジェクターで投影予定。
スカイプ参加の方もあり、会場の様子はfacebookで公開予定です。

認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)のアカウンタビリティ・セルフ・チェック(ASC)マーク取得

ジャパンプラットフォームの助成ステータスの取得のため認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)のアカウンタビリティ・セルフ・チェック(ASC)を2018年4月10日に、FMYY事務所で受けました。

認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)からは小林毅さん(写真左前)と堀内葵さん(写真左後)のお二人が立会人ということでおいでになり、セルフチェックはFMYY代表金千秋と専務理事日比野純一と会計古寺瑞代がいたしました。
これは、国内、海外での大災害発生時、ジャパンプラットフォームから、直ちに救援活動開始の助成金を受託することができる助成ステータス取得のために整備要件でした。

見事JINICのASCの認証許可が下りましたので、今後はFMYYのホームページ並びに名刺、パンフレットなどにこの信頼の証、認証マークを添付することが許可されました。

「長田今昔ものがたり」第100話

第100話 須磨の四方山(よもやま)話(閑話休題) 2018年6月9日放送

井上さんはタイムスリップし、大正14年、1925年の乗り物調査の話をされます。自動車502台、自転車5,932台、電車228台のほかに、人力車、荷車、牛・馬車もでてきます。西須磨にも大きな牧場がありました。50頭の乳牛が須磨寺近くで飼われていたこともありました。「牛乳飲むか?」と言われ、飲んでみました。80年前のことです。「奇妙な味」と思いました。「大人になるとツノがはえるでー」とおどかされもしました。当時の「下町の物売りの呼び声」にも情緒がありました。「おばけ(クジラの尾の身)のぉー刺身」、「こうもり傘のぉーしゅうぜん!」なつかしく、耳に残っています。


100話 市電が走っていた頃の国道2号線

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。