キーワードは、神戸・長田・地域・文化ポリティクス・歴史…
地域の歴史や文化について、その土地にルーツを持つ方々をお招きしお話いただきます。また大学の名誉教授などをお招きして、普通のメディアでは話せない、政治や社会の疑問を掘り下げてお話いただきます。
歴史、社会変革、文化、わぃわぃが伝えたいニュースなどの番組
キーワードは、神戸・長田・地域・文化ポリティクス・歴史…
地域の歴史や文化について、その土地にルーツを持つ方々をお招きしお話いただきます。また大学の名誉教授などをお招きして、普通のメディアでは話せない、政治や社会の疑問を掘り下げてお話いただきます。
★奄美専門チャンネル「南の風」2019年6月の放送
さようなら「平成」〈平成時代の奄美30年間を振り返る VOL.04〉
2009年東京で行われたパネルディスカッション「奄美侵攻/侵略400年を考える」(カルチュラル・スタディーズ in Tokyo)
奄美専門チャンネル「南の風」では、「世(ゆ)替わり」にあわせて、平成時代の奄美はいったいどんな30年間だったのかを、数回にわたって特集したいと思います。今回はその最終回です。今回は、平成30年間の奄美における歴史・社会・状況の変化について語ります。奄美の社会変化は、2000年代に集中していることです。それは〈2002年〉〈2003年〉〈2009年〉に起こったことなのです。
続きを読む ★奄美専門チャンネル「南の風」2019年6月の放送
「いまどきのメディアリテラシー」は山中速人氏(関西学院大学総合政策学部教授)とともに、メディアや、それを取り巻く社会問題について考える番組です。
これまでの番組一覧はこちらから
いまどきのメディアリテラシー
「YYJournal 長田の視点」は日本で世界で今起こっていることを遠い事ではなく自分に引き付けて「長田の視点」としてお届けする番組です。
これまでの番組の一覧はこちらからご覧ください
YYJournal 長田の視点記事一覧
日本でただ一つの「奄美専門チャンネル~南の風」は、2019年3月から平成の30年を奄美の視点から振り返るというシリーズです。5月18日はその第3回目、今回は社会・歴史篇です。
挿入曲は♪ジャバラレコードの石原久子さんの歌声です。
さようなら「平成」〈平成時代の奄美30年間を振り返る VOL.02〉
奄美専門チャンネル「南の風」では、「世(ゆ)替わり」にあわせて、平成時代の奄美はいったいどんな30年間だったのかを、数回にわたって特集したいと思います。今回はその2回目です。
〈語り/01〉プレリュード 奄美の「平成時代」の30年間を考える時、メルクマールとなるのは①2002年=「島唄ブーム」②2005年=奄美が日本に復帰して50年が経過。記念式典が行われる。③2009年=薩摩軍が奄美・琉球に軍事侵攻してちょうど400年にあたる―と言った具合に、2000年代(00年代)に集中していることが特徴です。
今回はその①2002年=「島唄ブーム」について語りましょう。それはつまり〈歌の力〉が奄美のひとたちを変えたのです。
THE BOOMというバンドが歌った「島唄」が全国で150万枚のCD売上げを果たし、この曲のヒットから「島唄ブーム」が始まりました。
「島唄」はもともと奄美に流通していた呼称で、正確には、〈われらシマ(集落)のうた〉という意味です(〈しま〉とは元来、「島」ではなく「集落」を意味します)。それがブーム現象の副作用として、沖縄の民謡を含む沖縄発信の歌謡・POPSを含めた呼称として「島唄」が定着していきます(このことについては奄美でもともと使われていた原義から逸脱したとしても、言葉・概念の拡散現象の中でしはしばおこりうる事象であり客観的にみていきましょう)。
この島唄ブームを準備するかのように、奄美では大きな地殻変動が起きていました。つまり島唄ブームに前後する形で奄美のシマウタが全国的に知られることになり、それがフィードバックされて、奄美の人たちに、大きな自信をもたらしたのです。それまでは北に鹿児島(薩摩)、南に沖縄(琉球)という文化・経済・軍事強国に挟まれた奄美はなかなか自分たちのアイデンティティを確立しにくかったのです。
続きを読む 奄美専門チャンネル~南の風~さようなら「平成」〈平成時代の奄美30年間を振り返る VOL.02〉