「わぃわぃ社会部」タグアーカイブ

歴史、社会変革、文化、わぃわぃが伝えたいニュースなどの番組

「いまどきのメディアリテラシー」第8回~第12回までは映像でも配信。


「いまどきのメディアリテラシー」
第8回~第12回までは学生も参加しての番外ゼミとなります。そして映像も配信しています。
7月1日土曜日14時半~15時の第8回は「異文化をカバーする」
メディアで使う「cover」という言葉は、「情報を発信すること」でもありますが、一方「覆い隠す」という意味でもあるということを読み解きます。
司会:金千秋、講師:山中速人、学生:朝田有香子、加藤星七

6月24日のYYJOURNBAL長田の視点。丹波市市島土砂災害の検証番組その1

6月と7月のYYjournal長田の視点は、3年前の兵庫県丹波市市島の前山地区での強雨による中間山地での土砂災害についての検証番組をお送りします。
平成26年8月16日から17日未明に発生した集中豪雨により、1名の尊い命が失われました。そして、1,000戸を超える住家が損壊し、市島地域を中心に、道路、河川、農地、森林等に甚大な被害を受け、丹波市発足以降、経験のない大惨事となりました。これらの災害について、今後の減災・防災のためのYYcrewであり兵庫県の土木の専門家でもある宮本健一郎が企画立案し、現場に足を運びいろんな方のお声を頂いてまいりました。

6月「兵庫県丹波市市島土砂災害についていろんな角度からのインタビューその1」当時の丹波市市長であった辻重五郎前市長に、まずは発災当時からの2017年の今までを語っていただきました。

そして同じく丹波市の防災担当であり、現場の陣頭指揮に立ち丹波市復興推進部、復興推進室として力を尽くされた余田善彦さんにお話をお聞きしました。

丹波市復興プラン

いまどきのメディアリテラシー~関西学院大学総合政策学部山中研究室・番外ゼミ~

2017年5月13日から始まった「いまどきのメディアリテラシー~関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の番外のゼミ講座~
2016年に改訂新版として出版された山中速人教授の娘と語るシリーズ「メディアってなに?」を土台に展開されています。

最初に出された「メディアってなに?」は、市民による市民のための市民が所有する市民メディアFMわぃわぃをモデルとした「コミュニティラジオとはなにか・・」という事から始まっています。

第1回それは1930年代のドイツから始まった。

第2回金もうけの王国に亡命知識人がやってきた。

第3回テレビがすべてを変えた。

第4回メディアが異なった放送をして対立することについて~フーコーの権力論から考える~

第5回メディアが間違うとき~認知的不協和理論で読み解く「虚報のしくみ」~
「メディアってなに?」の挿絵から「チョムスキー」

第6回続メディアが間違うとき~認知的不協和理論で読み解く「虚報のしくみ」~

第7回メディアが異文化を伝えるということ~E.サイード「イスラム報道」を読み返す~
「メディアってなに?」の挿絵から「サイード」


そして改訂新版は「インターネットは私達をどこにつれてゆくのか
としてFMわぃわぃでの13日から始まった番組は、上記のメディアの歴史をおさらいし、そして「今」何が起こっているのか??
それをタイムリーに読み解いていきます。

5月13日「メディアってなに?」を改訂したのは新しいメディア「インターネットの出現」がの意味を解くため。
5月20日「メディアは社会を豊かにするためにこそ生まれてきた」市民に開放されたインターネットの存在を読む。
5月27日メディアは記号の集積であるという事の認識。
6月3日メディアが異なった報道をして対立することについて〜フーコーの権力論か ら考える〜
6月10日メディアが自ら間違う時〜認知的不協和理論で読み解く「虚報」のしくみ〜
6月17日続・メディアが自ら間違う時〜認知的不協和理論で読み解く「虚報」のしくみ〜
6月24日4メディアが異文化を伝えるということ〜E.サイード『イスラム報道』を読み かえす〜
以上です。
是非お聞きいただきご意見ご感想をお送りくださるようお待ち申しております。

いまどきのメディアリテラシー 第2回目

5月13日から毎週土曜日13時半からの30分「いまどきのメディアリテラシー」の配信が開始されています。これは関西学院大学総合政策学部山中速人研究室ゼミの番外編として製作しています。

そしてこのお話の土台は現代企画室から2009年1月に出された「娘と話す メディアってなに?」を2016年10月に改訂新版としてだされたものを基本に進んでいきます。

この本では架空のコミュニティラジオ局かもめラジオ(実はモデルはFMわぃわぃなのですが)を舞台に、メディアから流れる情報は、実は自分自身が読み解いていく必要があるという事を、メディアの歴史を踏まえながら進んでいきます。
インターネットで検索するとすぐ出てくる人気の本ですので、本としてもお読みいただければ幸いです。

毎週土曜日14時30分~15時「いまどきのメディアリテラシー」番外編第1回配信開始

5月13日土曜日14時半から30分までの30分間の新番組「いまどきのメディアリテラシー」

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室ゼミ番外編として製作し配信します。


20世紀(1900年)に感覚的メディア=電気信号を使ったメディアが台頭しました。その後恐ろしい勢いで、メディアは成長し、いまやメディアなくして生活がないような状態になっています。しかしながら、果たしてわたしたちは、メディアをはたして使いこなせているのか?


1920年代、30年代メディアは恐ろしい力を発揮し、ナチ党のユダヤ人虐殺だけでなく、日本も『国』がメディアを使って人々を戦争へ戦争へと引きずり込み、それに反論を唱えることを許さない空気を作り上げたことは決して忘れてはならないことです。
その後人々がメディアを監視し、国のためにではなく、社会平和のために活用する装置であるという認識のために放送法も生まれました。なんだか日本国憲法の原理原則と同じような意味合いですね。


さてさて人間は、この1945年の大きな反省をするすると忘れるもののようです。1980年代にアメリカとイギリスで新自由主義の渦が起こり、規制緩和、経済が優先されるということから、メディアは商業路線に傾いてゆきます。様々な大きな力がメディアから発せられるようになり、それを危惧した研究者が「メディアリテラシー」=市民が情報を精査し、その真偽をよりわけ、批判的に読み解き、そしてまた自らからの発信も行う!ということを提唱しました。

今回は21世紀に入り、インターネットという想像もしなかった新たなメディアの出現とその増大していく力に対して、歴史を踏まえながら、再度メディアリテラシーの存在意義を考えていくための番組です。
**番組内参考図書は「娘とはなすメディアってなに?」改訂新版
山中速人著 現代企画室、FMわぃわぃをモデルにした架空のコミュニティラジオ局でのメディアについてのお話となっています。**

YYJournal 長田の視点「オリンピアンの育て方 (震災をきっかけにした、ある柔道家の活動から)」

本日のゲストは兵庫区で小学生を対象に柔道を教えている高田先生です。今回はCREW宮本の三男がお世話になっている柔道場をきっかけに、ご出演の運びとなりました


震災時に柔道教室部員の安否を尋ねながら、これまでの指導に疑問を持ったこと、どうやって教室を復活させればよいのか?
答えは、「一人一人の子供たちが、それぞれに掛替えのない存在」と気づいたことから
見い出していきました。
震災を機に取り組みを変えた状況で稽古を続けた結果、最も東京オリンピック柔道で活躍が期待されている 阿部一二三選手 阿部詩選手が育っています。
しかし道場では、オリンピアンを育てるのではなく「敗者に寄り添う」指導を進めておられます。
柔道教室の歴史をたどりながら、地域スポーツ活動による教育問題解決のヒントを得ます。