2019年12月28日「らの会わぃわぃbyネットワーク長田」震災25年を迎える今、次世代に伝えたいこと。

今日はネットワーク長田の代表と副代表に来ていただき、1年の総ざらえとして、これからの時代の人々に伝えたいことを話していただきました。

石倉悦子さんは、12月12日に開催された『神港橘高校キャリア教育 地域からぶ学! 地域課題の解決を目指せ「橘タウンミーティング」』ここでの出会いの話をされました。
FMYYも毎年およびいただき、CODEと合わせて、やはり神戸の高校にとって、阪神・淡路大震災ということは、大きなキーワードなんだと再確認します。
今年はいろんな話をする人の中に、神港橘高校の3年生がいたり、甲南大学の大学生がいたりとしたことは、非常に大きなことであると思いました。
また石倉泰三さんが、「地域防災」とは「多様な人々が地域生活をしていることの実感・体感」問うことをおしゃったのには深く共感するところです。
地域の人々が顔を合わせ、あいさつを交わす!年齢・性別・国籍・障がいを越え、いろんな宗教心情をもっていても、それはそれとして違いを持ったままの人々が、顔を合わせ声を掛け合う=あいさつをする・・・それが誰もが住みやすい、誰も排除されない、誰にとってもそのまちが自分の住むところだと感じることのできる強くて豊かなまちであると考えています。
FMYYは、そんなまちを共に作るため、ヒントや気づきの声を今日もあなたのもとへお届けしています。

2019年12月28日「ワンコイン番組」~昨今の台風被害の概要と台風19号被災地へのFMYY募金の活用報告。

今回のワンコイン番組は特別報告番組として「昨今の台風被害の概要所感と台風19号被災地へのFMYY募金活の行き先報告」をFMYY長谷部治理事にしてもらいました。

■冒頭は長谷部理事の被災地支援事業に携わるなかでの考察
大型で強い台風19号「ハギビス」は12日日本上陸後、北日本から東日本の太平洋側を中心に、広い範囲で非常に強い風や猛烈な風が吹き、記録的な暴風と豪雨により各地で浸水や土砂崩れが発生、多くの河川が氾濫し、また川津波の様相を呈した。多くの被災地は河川に沿った低湿地。そこに居住する人々の家屋が浸水。多数の死傷者がでたことと多くの人々が長い避難生活を余儀なくされている。
今回全国支援P(企業・社会福祉協議会・NPO・共同募金会が協働する災害時の支援をする専門家集団のネットワーク組織)の一員として関東・福島・長野へ現地入りした長谷部理事から現地の被災状況について、またその姿は被災地、災害地での問題だけではなく、日本全体の「今、社会が抱える問題」を浮き彫りにした姿だということが語られた。
~*ボランティアが足りない…の報道は確かに「各地で足りていない」ということを反映しているが、数的にはたくさんの人々が現地に駆けつけている。数の問題ではなく、被災地が多すぎること、また被災者自身の縁故関係者の数が減っていること(伯叔父伯叔母、甥や姪、従兄弟姉妹など、今までであったらたくさんの身内同士で助け合えたのが、現在は極端に減っている)、ボランティアに行けるような若い世代の人々の貧困(学生のバイト代は食費のため=自己完結のボランティア活動に行くことは食費を削ることになる)という現代社会の大きなひずみが見えるということが言える。~

今回のFMYYで集めた募金は、「農福片付けプロジェクト」に現地の彼らの拠点で長谷部理事から手渡されました。(写真)

この広いがらんとした事務所で、アップルロードと命名されているリンゴ農園の片付けを行っている「農協・障がい者作業所・農園」の方々は、写真右側にあるブルーシートの上でお昼の食事や休憩をとっていましたが、長野の寒さは神戸で考えられないほど。
そこで私たちの託した「125000円」はテーブル・イスの購入+石油ストーブ+石油の費用に充てられることになりました。

この「農福片付けプロジェクト」は、被災地支援のためのお金が国から出ます。それは農園の方そして障がい者の人々、作業所職員にとっても大きなことです。またそれだけではなく、作業所が被災し、毎日通うことができなかった障がい者の人々のとって、新たに働く場としての提供、そして農園やJAの人々との「出会いの場」となったのです。
この「出会いの場」となることは、これからのまちのあり様に大きな視点、多様な人々が住むまちという視点を生み出すことも期待できます。
被災は確かに大きな被害を生み出し、哀しみも計り知れません!しかしながらそこから新たな展望が見え始めるその機会にすることもできます。FMYYはその新たな展望の芽が大きく育つことを期待しています。

関西学院大学山中速人研究室・エフエムわいわい共同制作番組 学生制作番組第2回「阪神・淡路大震災から25年〜減災研究者からみた大震災と教訓〜」

関西学院大学総合政策学部の学生たちが制作した番組の時間になりました。
2020年1月17日には、阪神淡路大震災から25年目を迎えます。
今の大学生のほとんどは、震災後生まれの世代です。その震災を知らない若い世代が、大震災の記憶を受け継ぐことをテーマに、「阪神・淡路大震災25年」というシリーズ番組を制作しました。
学生たちは、大震災で被災した方々や支援に携わった方々、また、復興に努力してこられた市民や専門家に取材をし、さらに、それらの方々をスタジオにお招きして、お話を聴き、番組にまとめました。
今月は、学生たちが制作したそんな3つの番組を放送しています。

今回は、第2回として、「阪神・淡路大震災から25年〜減災研究者からみた大震災と教訓〜」をお送りします。今回のゲストスピーカーは、関西学院大学総合政策学部教授で、災害の被害をすくなくする減災や復興について研究されている輝元清峰(てるもと・きよみね)さんです。
それでは、お聴きください。

2019年12月21日「ワンコイン番組」年の瀬のよそおい

2020年1月17日のためのいろんな準備長田区・兵庫区・須磨区での保育所から中学(3歳から13歳)での「ろうそく作り」
これは毎年行われている再生のロウソクつくり。
阪神・淡路大震災での体験、そしてそこから生まれた知恵、そして災害で知ったまちの中にあるいろんな課題、それを自分事としてもらうためにお話をするというプロジェクトが終了しました。
あとは来年の1月5日日曜日に2つの重要な下準備。17日当日みなさまに1年間のこの追悼行事を支えるための募金箱の材料、竹きりに北区無動寺へ行く~~そしてやはり当日17日会場に「1.17 ながた」の文字の書いてあるブルーシート洗いです。


詳しくは、「1.17KOBEに灯りをinながた」のFacebookを参照ください。

メールニュース配信方法変更のお知らせ

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「yy-news」でもお知らせしたように、この度、配信に利用していたfreemlがサービスを終了したため、今後「yy-news」はFMYYが利用しているクラウドベースのメール配信システムを利用し、お送りいたします。

今後、FMわぃわぃからのお知らせが不要になられた時やアドレスが変更になったときは、fmyy@tcc117.jpまで、大変お手数ですがその旨お知らせください。

ご不明な点はFMわぃわぃ事務局までお問い合わせください。
今後ともFMわぃわぃをよろしくお願い致します。

迷惑メールフィルタをご利用中の方

今回の変更により、受信されている方において、変更作業は必要ありませんが、迷惑メールフィルタによって、自動的に迷惑メールに振り分けられる可能性があります。

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お手数ですが、下記「yy-newsを受信するための設定内容」と「設定手順の参考サイト」をご参照の上、設定をお願いします。

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