「長田今昔ものがたり」第125話

第125話 須磨を示す記載の文書(閑話休題) 2018年12月1日放送

須磨の古文書で頼りになるのは「当山歴代」。1170年~1750年にかけての581年間、各住職が須磨寺のことを記録しています。井上さんは1冊目はボロボロになるまで読み込み、2冊目も付箋でいっぱいです。さらに、「兵庫県・神戸市方面委員会須磨区分会」の周年史が1927年から7巻も発行され、いわゆる下町の記録となっています。須磨の桜のシーズンには交通整理がいるほどであったり、迷子がでたとの微笑ましい記述も残っています。昭和3年頃、須磨寺の大池が埋め立てられるということで神戸市会で話題になり、有力者も立ち上がった「須磨寺大池問題・埋立阻止」の市会での記録も興味深いです。


125話 須磨の記録記載のある書籍の一部

Tháng 12 “Người cao tuổi Việt Nam tại Nhật” / 12月「日本に暮らすベトナム人の高齢者」

「住みやすい日本を創るための情報発信番組」
HÃY AN NHIÊN MÀ SỐNG
12月「日本に暮らすベトナム人の高齢者」
Tháng 12 “Người cao tuổi Việt Nam tại Nhật”
12月1日・8日(土)17:00~17:30放送
Phát sóng vào lúc 17:00~17:30 các ngày thứ Bảy mùng 1 và 8 tháng 12

皆さんこんにちは。ベトナム夢KOBEのVu Thi Thu Thuyと林貴哉です。今月もよろしくお願いします。先月の放送では、「医療通訳」についてお伝えしましたが、12月は「日本に暮らすベトナム人の高齢者」についてお伝えします!
Xin chào Quý vị và các bạn! Thủy và Takaya của VIETNAM yêu mến KOBE xin được tiếp tục đồng hành cùng quý vị trong chương trình lần này. Trong số phát sóng vào tháng trước, chúng ta đã trao đổi về phiên dịch y tế. Trong tháng này, chúng ta hãy cùng nhau tìm hiểu về người cao tuổi Việt Nam tại Nhật nha!

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ワンコイン番組、今日は神戸ソーシャルブリッジさんと下町芸術祭MEME。

今日は神戸ソーシャルブリッジさんからの「FMわぃわぃの強み弱み、そして今後への提言」中間報告。
そして2年おきに開催される新長田での「下町芸術祭プレ企画KOBEMEME」も初参加。

参加者はFMYYCrew 田村遊、金千秋、そしてミキサー平野由美子、生放送ミキサー研修FMYYCrew 妹尾優香、藤田学。
神戸ソーシャルブリッジ:小笹雄一郎、村川有佐、森下祐幸、西岡幸子。

この試みは中間支援組織サービスグランドとしゃらくに委託した神戸市の事業です。
目的はNPO法人等と社会貢献活動を希望する企業や社会で活躍する人々をつなぎ、地域社会課題の解決に協働して取り組むというものです。今回FMわぃわぃは2か月間のスタートアップチャレンジに応募し、現在5人の異業種他業種のみなさんが活動してくださっています。
下町芸術祭プレ企画KOBEMEME:岡田梨佐、山口葉亜奈。
「KOBEMEME」とは、地域をアートで元気に!ということで、2017年に開催された下町芸術祭の第2回目を2019年に控え、この1年より地元に密着したアーティストやクリエーターが町の歴史や文化を学び、地域のもつ課題をアートの力でように解決できるかを考える企画として実施されているものです。番組内部での「MEMEミーム」について解説する部分がありますが、ざっくりいうとミームは文化の原子のようなもの。遺伝子ゲノムは、肉体を構成するものですが、ミームは脳における感性のやり取り、共感によって広がる。というところから芸術家集団らしくKOBEMEMEとなったようです。
♪オープニング、BGM、エンディングはWMIBAからの曲。
♪挿入曲は矢谷トモヨシさんの「ありふれた言葉」

「長田今昔ものがたり」第124話

第124話 大学生とのおつきあい 2018年11月24日放送

ワダカンの時代はかっきりと60才定年でした。10年ひと昔、大学もかなり変貌しています。2度目の勤めは「大阪TLO(技術移転機関)」で、大阪の大学が所有する特許を企業に使ってもらう橋渡しをしていました。いまは大学が地力でやれています。関学大で「国際ビジネス」を教えた時期もありました。リーマンショックがあり、講師は引退しました。震災のおかげで、神戸大、立命大、日本福祉大、常盤大、兵庫県立大などの先生や学生とも親しくなりました。長田で、郷土史を語り震災などの町歩きをすることで、大学生の若々しい平穏志向の姿に教えられたものです。社会や町の中に大学生が出てきてもらう時代になっています。


124話 「商大祭」での似顔絵風景

「長田今昔ものがたり」第123話

第123話 須磨の古墳と遺跡 2018年11月17日放送

井上さんは、考古学の視点で、下町から須磨を見る試みをされています。全国的には仁徳天皇陵が有名ですが、古墳の数では、兵庫県が日本で一番多いのです。須磨にも古墳があります。でも、残念ながら、宅地開発で現在は跡形もない状態です。伝承でかろうじで残り、村上帝社、潮見台、名倉塚、得能山など、小型ですが古墳は存在していました。平成になり、8年から13年にかけて、都市計画などの一環で発掘調査も行われ、行幸町遺蹟、天神町遺蹟が確認されています。人骨や土器や柱の跡も出て、石器時代から須磨に人が住んでいたと言えるのです。


123話 須磨村上帝社、前方後円墳跡


山陽電鉄に分断されて山側にある琵琶塚

第18回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回は、JR新長田駅から南へ五分、西神戸センター街で行われた「第三回下町親子将棋フェスティバル」をご紹介します。

晴天の10/21日曜日、神戸市内のみならず明石・西宮から、四国からも参加者が集まり、約70名の老若男女で盛り上がりました!

アーケードの下、たくさんの机と椅子が並べられ、次々と世代を超えた対局が始まりました。

このイベント発案者は、西神戸センター街の田中豪人会長。そして、その依頼を受けてこの将棋フェスティバルの立役者は、村田智穂女流二段。お二人にたくさんの協力者が集まって、更に素晴らしいイベントに成長されています。

北浜健介八段と村田智穂女流二段を始め、奨励会の桝田棋士と井田棋士による指導対局は大人気! 北浜健介棋士と村田智穂棋士、お二人のトークショーもありました。

イベントのお手伝いに来られていた、神戸のアイドル KOBerries(コウベリーズ)も将棋対局に参加!真剣そのものでした。

小さい子どもたちも付添いのお父さん・お母さんと一緒に、動物将棋を笑顔で楽しんでらっしゃいましたよ。

イベント最後には、勝っても負けても、ステキな景品が当たる抽選会もありました。センター街の皆さんによる手作りの温かいイベント、取材させていただき、心が温かくなりました。

ずっとずっと続いて欲しい「下町親子将棋フェスティバル」です!

これからも、街ブラは輝く人・街を応援します。

エンディングテーマ曲は「Touch the Rainbow」、演奏は Bloom Works でした。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。