「長田今昔ものがたり」第119話

第119話 長田の文化性 2018年10月20日放送

長田には、「くつの町」とか、「こなもんの町」というイメージがありますが、実は「文化・芸術」が庶民レベルで根付いている街でもあるのです。音楽だけをとっても、チャンゴ(韓国の太鼓)、スティールパン、三線、和太鼓、トロンボーン、コーラス、吹奏楽など、いろんな音が聞こえてきます。「神戸映画資料館」では保存フィルムが上映されたり、劇場のある「ダンスボックス」には、国内外からダンス留学をしにきたりもします。ふたば学舎の「神戸アーカイブ写真館」は長田周辺の写真がデジタル化され、あなたの小学校の記録など、すぐに冊子で閲覧可能です。11月の「まちの文化祭」も住民が出演します。


119話 長田の文化イベント

10月20日「ワンコイン番組」いろんな阪神・淡路大震災体験が飛び出しました!

第3土曜日は、今ちゃんの今一番話。
そして10月から始まった神戸ソーシャルブリッジのプロボノ第2期ステップアップチャレンジのFMわぃわぃにご参加の森下祐幸さんと兵庫県立夢野台高校放送部の3人と放送部顧問の先生がご参加くださいました。

今ちゃんのお話は「台風一過の 六甲山」
6月の地震から2018年は日本中に大きな災害被害がありましたが、実は六甲山も大きなダメージを受けているのです。それを実際に体感した今ちゃんのお話。
そして高校生からは、北区の六甲山につながる地域のお話と意外なところで年代を越え、話は繋がりました。
そして災害繋がりで、高校生を除く大人たちはそれぞれの年代での「阪神・淡路大震災」の体験者。無作為のように集まったにもかかわらず、いろんなことで人は繋がっているんだとスタジオ内のみんなが納得した不思議な空間となりました!
今回はYoutubeでの配信は、FMYYのyoutubeチャンネルでご覧ください。

第17回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回は、JR兵庫駅から南西に徒歩6分ほど、兵庫駅南公園近くにある「パッケージプラザ神戸兵庫店」より、店長の岡田淑枝さんにスタジオにお越しいただきました。

今年2月に東山商店街から引っ越して来られました。

紙袋やビニール袋、食品容器を中心に、季節の店内装飾・備品など販売されています。常にお客さまの立場になって、思いやりの心で経営されています。

また、ここに来たら面白いことがあると地域の方々に感じてほしいとのことで、ワークショップなど色々なイベントも企画されています。ハーバリウム・手相・リボン小物・着付け・メイク教室など、楽しい企画がいっぱいです。

防災に役立つものや、ちよっとしたプレゼントにもできるような日用品もたくさん扱ってらっしゃいますよ。
是非一度、足を運んでみてくださいね!

イベント情報など、詳しくは パッケージプラザ神戸兵庫店 Facebook をご覧下さい!

これからも、街ブラは輝く人・街を応援します。

挿入歌は「171」、エンディングテーマ曲は「Touch the Rainbow」、どちらも、演奏は Bloom Works でした。

奄美専門チャンネル「南の風」~奄美にとって明治150年を問う第3回~

~奄美のとって明治150年を問う 第3回 9月15日 再放送 10月20日~

2018年7月から〈奄美にとって明治150年を問う〉シリーズを放送しています。

9月放送の第3回目のゲストは、奄美出身者の動向について研究されている中西雄二さん(東海大学文学部講師)です。奄美出身者にとっての近代150年を語ってもらいました。

FMわぃわぃの配信では9月15日土曜日夕方17時から、そしてYoutubeでも録画いたしました。(10月は都合により3回目の再放送を行いました)

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「長田今昔ものがたり」第118話

第118話 私が見つけた西須磨の文化財 2018年10月13日放送

須磨の住民、井上さんは、町を歩きながら、狭い地域で語りつくされたかに見える、西須磨の小さな文化財を、ご自身で発掘されています。たとえば「諏訪神社」の彫刻。もう千年以上前の古社、現在は端垣(板垣)に囲まれた小社殿。小宮さんや、玉垣とともに、よく観察ください。須磨寺に行かれると「正覚院」塔頭(たっちゅう)に閼伽棚(あかたな)とよばれる棚を探してください。元興寺(がんごうじ)にある「閼伽棚」(国宝)と同じものなのです。須磨にいて奈良をしのぶことができます。須磨海岸には多くの別荘がありました。坂上邸の石塀が唯一残っています。イタリアレストランのあるあたりです。話題の多い「西須磨」です。ゆっくり散策して、みつけて下さい。


118話 西須磨、諏訪神社の彫刻


大本山須磨寺の閼伽棚


旧須磨浦別荘屋敷で唯一現存している坂上邸

インドネシア・ロンボク島への支援~イアフォンを集めています!

2018年7月29日/8月5日/8月19日と3度にわたって大きな地震被害にあったロンボク島へ、現在インドネシアの仲間たちと支援にFMYY日比野純一が行っています。被災地へのFMYYとその仲間たちが行うのは、大きな被害、それも継続して起こる地震の怖さにトラウマで心打ちひしがれている人々へ、ラジオを使って「心の安寧」を届けることです。
あの1995年阪神・淡路大震災の大きな被災の中、「あなたはどこにいますか?」「心配していますよ!」という韓国・朝鮮語やベトナム語で声と音楽を届けたFMYYというメディアの生まれた一番の思い!「地域の人々を繋いでいく」「あなたのことをたくさんの人々が心配しています」という「誰一人独りぼっちではない」ということを伝えるためのメディアとして生まれたその繋がりの中での取り組みです。
多くのことはできませんがFMYYのできること。ラジオを聴くための一つのツール「イアフォン」を今集めています。インドネシアでは多くの人々がラジオを携帯で聞きます。農作業をしながら、もちろん家の片づけをしながら、携帯でラジオを聞きます。そんなとき震災で命からがら逃げた時、情報を得るための大事な携帯は持ち出せたけど、イアフォンは無くしてしまった!!という方が大変多いそうです。ぜひミニフォンジャック(写真参照)のついた、両耳で聴けるイアフォンがもし自宅で転がっていたら、カトリックたかとり教会内FMYYにご寄付くださいませ。11月に一度日本に帰国する日比野純一に託して、現地に届ける予定です。よろしくお願いたします。
郵送の場合は〒653-0052 神戸市長田区海運町3-3-8までお願いいたします。

 

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。