らの会わぃわぃbyネットワークながた12月は誰もが社会の一員!を実感。

12月24日の「らの会わぃわぃ」ご出演は左から石倉悦子さん、石倉愛さん、そして本日は愛さんのNPO法人ウィズアス からのヘルパーとしておいでいただいた黒田夕起子さんです。dsc_3557
現在グループホームえほんで1週間の大半を過ごす石倉愛さん。重度の障害があっても、重複の障害があっても、人として社会で暮らす歩みを行っています。
dsc_3558人としてその生を受けたものは、誰もが社会の一員として生きていくことが可能な社会創り!
それがむずかしいこの世界ではありますが、気がついた一人ひとりが声を上げ、その実現に向かって、粘り強く進んでいく。その小さな歩みは小さく、波紋はほんの一滴のしずくであっても、必ず広がってゆくのだと「グン」と心に突き刺さる言葉がつづられる30分でした。
ぜひ明日からの放送にも耳を傾けてくださるようお願いします。

神戸ビジョンひろめ隊♡12月の放送

12月のゲストは、歴史文化発見隊です。1612_%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e6%96%87%e5%8c%96


歴史文化発見隊では、神戸市内の歴史、文化遺産の調査や まち歩きを通じて、地域資源の再発見や魅力を発信する活動に 取り組んでいます。
メンバーには、地域の歴史・文化に大変詳しい人から、 そうでなくても関心があるという人まで32人のメンバーで活動をしています。
4月から現在のメンバーで活動を開始しましたが、神戸開港150年を控え「開港」をコンセプトにした近代史に焦点を当てた活動を軸に取り組んでいます。
神戸港を、西は兵庫津周辺、東は三宮南部の新港地区付近をテーマの範囲と位置づけ、グループ内でのまち歩き
「開港西部ウォーク」
「開港東部ウォーク」を実施しました。
この結果をふまえ、神戸発展の礎となった「開港」について再認識していただくための企画を現在、検討しています。
また、これらの企画検討とあわせて、神戸にゆかりのある外国寺院や、連続ドラマ「べっぴんさん」関連など、いつも活発な議論を交わしています。

YYJournal12月「JICAの取り組む防災協力 (国際防災研修センターDRLCの活動を中心に)」

2016年12月24日今年最後のYYjournal1224_jica1

本日のゲストはJICA関西主任調査役の安田さんと小野さんです。
今回もCREWの宮本が聴講した兵庫県のボランティアカレッジをきっかけに、ご出演の運びとなりました。
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JICA(国際協力機構)ってどんなとこ?参加するにはどうすれば?
素朴な疑問に答えて頂きました。
海外支援だけでなく、兵庫県とJICAの共同で設立したDRLCに海外から研修員を迎え入れる活動も進めていて、FMYYも協力しています。
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防災先進国の日本、「なぜこんな危ないところに住んでいるのか?」
「なぜ危ないところなのに発展しているのか?」、その答えが「防災」。
母国に日本の知恵を持って帰りたいという気持ちがあるようです。
防災訓練や防災計画、発災後の行動、支援・受援方法といった一連
の防災活動や研究を「防災文化」と呼び、学んでもらっています。
JICAの海外支援は物造りだけでなく、そのメンテナンスを続ける地
元の人創りも続けてきたことが高く評価され、世界を取り巻く環境問題
等の課題解決も期待されています。
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こんなJICAに参加するには、やりたい気持ちだけがあればよく、2
ヶ月の語学トレーニングの後、生活保障付きで2年間派遣されます。
どうでしょう。 リポート:YYcrew 宮本健一郎

12月17日の「ワンコイン番組」の内容は「いろんなメディアについての視点」

img_0908 写真は左から田村遊、ミキサー高松純一、YYCrew優太郎、ヘビーリスナー静岡からのすまタローさん

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東京生まれ育ちの優太郎さんは2016年5月から初の神戸の生活。坂の町神戸にも関わらず、錨山の見える職場と加納町の平行移動の毎日。文字媒体が好きであった優太郎さんの職場は映像媒体。15622284_1174255412666362_6854338601156163172_n そこからみんなの話は、文字の持つ力、音の持つ力、映像の持つ力、そして情報の溢れる現代において、それを読み解く力についてと流れていきました。「情報を読み解く力」それはやはり、2011年3月11日の東日本大震災が大きな転機、きっかけであることを、それぞれの立場からの話の中で見えてきました。img_0910

「長田今昔ものがたり」第23話

第23話 西須磨のすだれ 2016年12月17日放送

「ゆかしさや、須磨のすだれの朧月(おぼろづき)」、「青簾(あおすだれ)、須磨は昔を悟りけり」、西神戸にあって須磨はなんとなく情緒があります。江戸時代より、「すだれ」が須磨の風物詩として粋に詠まれています。一の谷で有名な源平合戦のころは、山が海にせまり、通行できず、西国街道は遠回りをしていました。茅葺きの家が多い寒村で、江戸時代には、道が開け、この家々の前を「下にー、下にー」と、参勤交代の大名行列が通るようになりました。土下座して行列の通過を待つのですが、「簾」越しに行列を迎えることが住民の知恵でゆるされ、すだれの風習が残りました。

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第23話 須磨のすだれ(明治初期)須磨神戸市編入50周年発行「須磨」より

「まちはイキイキきらめき講座」第2回~いま隣にある難民問題~

連続5回シリーズ「まちはイキイキきらめき講座」
第2回~今隣にある難民問題~ゲスト講師:難民ナウ!代表 宗田勝也さん
放送日は12月17日土曜日14時~15時(毎月の第3土曜日です)
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今回のお招きしたのは、京都三条にあるコミュニティラジオ京都三条ラジオカフェで、2004年から「難民問題を天気予報のように」をコンセプトに番組を制作し放送している「難民ナウ!」を主宰し、同じく「難民ナウ!」という名前の団体の宗田勝也さんです。

**「難民ナウ!」日本初の難民問題専門情報番組です。
Nanmin Now! is a radio program which broadcasting
at Kyoto Sanjo RadioCafe in Kyoto, Japan since 2004.
The concept is “Broadcasting refugee issue just like weather report”.
13645321_10153737284417006_8098905872797761098_n1時間番組の最初のコーナーでは「なぜ難民問題を天気予報のように!」と考えられたのか?そして今回のテーマにある「難民問題は本当に隣にあるのか?」という素朴な疑問に丁寧に答えていただきました。
dscn5301そして番組後半は、世界の各地から伝えられる難民問題、そこに何とも知れない不安感が生まれる最近の世情を考えるトークとなりました。その怖れは、「難民問題」は自分とは関係のない「遠い哀しみ」として距離を置くことでその怖れから回避しようとする心の動きであることを明確にし、「自分とは、そして自分の地域とは関係のないもの」として見ようとしない、あるいは自分の領域を守り、他者の排除・排斥の世界の動きと呼応していることを解説されました。
宗田さんのお話は、一つ一つの問題を本のページをめくり、一行ずつその意味を分かりやすい言葉に変えていくように解説していかれました。番組を聞き終わった時あなたは、きっと難民問題を考えること、それは、自分にとっても地域にとっても大きな力となり、豊かさへの道筋が開けることになるのだと実感されるでしょう。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。