12月から「南の風~奄美編」は毎月の第3土曜日5時~6時です!

12月17日土曜日5時~6時「南の風~奄美編」担当:大橋愛由等
この日の放送は、第412回「FMわぃわぃのこと、そして長田のこと」
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番組内で流れる音楽は、ジャバラレコード!の楽曲。
ジャバラレーコード社長森田純一さんとの長いお付き合いの中で、FMYYのインターネット放送においては、ジャバラレコードの楽曲を放送することを許可いただきました。
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今回は、中孝介さん、山下聖子さん、前山真吾さんのアルバムから放送いたします。
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また、長田在住の安水稔和さんの「神戸 坂の街」から神戸のラビリンスのような坂の街の魅力、金里博さんの「永遠の綴路」から中国、朝鮮半島、日本とそれぞれの文化の中で育まれる言葉の定型詩、図書出版まろうど社を主宰されている大橋さんらしい「言葉の妙味」のお話。
この後の北海道二風谷からの日本の先住民族アイヌの番組と合わせ、多様な人々が共に暮らすことで生まれる地域の豊かさを実感できる番組となっております。ぜひこれからの第3土曜日5時からの「南の風~奄美編」をお楽しみくださるようお願い申し上げます。

「長田今昔ものがたり」第22話

第22話 村の成り立ち(惣村) 2016年12月10日放送

応仁の乱以降、荘園の「惣村」(村の単位)ができていきました。4世紀あたり松野遺跡から、豪族が住んでいたと思われる長田ですが、源平の戦いを経て、平家系列の元武士が農民となり、村の形成の中心となったのでしょう。農業では、水利配分や境界紛争、戦乱や盗賊からの自衛、そして耕地から住民は離れ、住宅同士の集合で村落が形成されます。野田村や尻池村などのくくりもこうやってできてゆきます。秀吉が天下をとり、太閤検地を行い、刀狩りをやって兵農分離が進みます。このころに、なりますと当時庄屋だった方の名前も検地などの記録に残ってきます。

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22話 村の鎮守(射場八幡神社)

「長田今昔ものがたり」第21話

第21話 兵庫のにぎわい 2016年12月3日放送

室町時代、足利義満が日明貿易に力を入れ、兵庫の津が栄えた1400年くらいのお話です。長田のあたりの道も、すべて兵庫につながっていました。東尻池村は和田岬の手前までが村の区域でした。義満も中国の明からの船を見るために、たびたび兵庫津にきました。しかし、1467年ころの応仁の乱で、この港はうばいあいとなり、山名氏(但馬)、細川氏(四国)、大内氏(長門)が上陸し、戦場となります。兵庫津は焼け落ち、港の機能を失います。日明貿易を管理していた細川氏が発着の港を堺に移し、航路も四国の南となり、兵庫のにぎわいは消え、苦難の時代となります。

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21話 鎌倉時代の軍船

12月最初のワンコイン番組 新ミキサー門出!

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12月3日土曜日12時からのワンコイン番組の、PAそして進行上澤さん。最初は汗が噴き出るほど緊張したようです。
出演:今井正さん(イマチャン)さん、和田幹司(ワダカン)さん

今回PA進行の上澤さんは初進行という事もありかなり緊張されていました、ミスが数点あった(らしい?)ものの細かい程度のもので、番組は滞りなくなごやかに進行。

■内容
イマちゃんのの昆布の話
デパートでの北海道物産展で昆布に着目したとのこと、味、健康、縁起など多くの面で良いと言う。この健康、縁起と言う面に関して、昆布には中性脂肪を減らす効果を持っており、また「喜ぶ」に昆布を掛けた「よろこんぶ」と言う事から縁起の良いものとして見られる。お正月の飾り物や料理の中にも多く見ることができ、これからの年末年始に向かって多くの消費が大きくなっていく時期ではないのだろうかという話だった。

続いてワダカンさんの「1/17KOBEに灯りをinながた」の話。
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阪神淡路大震災の日、1/17に各地でろうそくを灯すイベントは全国中継されるほど注目を集めているが、新長田駅前広場で灯すろうそくを作るボランティアがどんどんと小中学校や保育所など子どもに関係のある施設で作られるようになってきている。これは学校を回りろうそく作りを教えるだけでなく、当時の震災の話や災害が起きた際の防災の話を若い世代へと伝えていくことが出来る良い機会が増えていると語っていた。
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その中で防災や減災の話をするにあたり、子供たちの興味や関心を引く為にはただ防災や震災の事について伝えるだけでなく、歴史を通じて自分達の住んでいる町がどのような過去を持ち今後どのような町を作っているのかを考えさせるのかが大切だという。
今抱えている悩みとしてろうそくを作るのは子ども達が中心となってきていることもあり、平日に行われる場合が多く、社会人やその他学生など働いている人を呼ぶことが出来る機会が少なくなっている、また去年はろうそくが不足したと物資の面でも不安な要素があるとのことだ。しかしこのろうそく不足しているというのは世間的に節約をするようになってきているとポジティブにとらえているとも語っていた。
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ワダさんやイマイさんは阪神淡路大震災の時に自分達が体験した経験や生活を、近年は規模の大きな地震が増えてきているという事もあり、若い子どもたちにきちんと伝えていかなければいけない使命が来ているのかもしれないと語っていた。
12月に入り、クリスマスや年末年始が目の前に来ているなど楽しみなこともあるが、過去に神戸で起きた阪神淡路大震災の事も考え直してみて災害とどのように向き合って行けばいいのか考えるのも良いのではないだろうか。
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この写真はミキサーの上澤さんが神戸マラソンに出場したものの36.1キロで無念のリタイアをしたお話。(初音ミクのコスプレをしていたそうです)
++リポートは神戸学院大学 川本邦治でした。

KOBEビジョンひろめ隊♡11月の放送

dscn217811月のゲストは、グローカルな魅力づくりグループです。

グローカルとは、グローバリゼーション(国際化の進展)とローカリティ(地域性)を合わせた造語です。
留学生や外国人との交流を通じて、国際都市・神戸の魅力を育て、発信する活動を行っています。
海外駐在の経験がある人、海外の方々との交流や支援をされている人、在神戸外国人との交流に興味がある人など様々、30名のメンバーがいます。

4月から現在のメンバーで活動しています。
9月には孫文記念館愛新翼館長の「最後の皇帝愛新覚羅家の歴史」を開催し、中国の歴史について勉強しました。
現在、留学生を交えた国際交流バスツアーを計画しています。
多様な国の方々との交流をすすめ、神戸はもちろん県内他地域の方々とも連携していきたいと思っています。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。