1月28日毎月の第4土曜日2時~と同じ日の夕方6時半からの30分は、FMYYからの番組「YYJournal~長田の視点」の時間です。
本日の視点は「多様化する人々~あなたのすぐそばに」です。
出演は
★ブラジル国籍の日系ブラジル人(すでのこれが多様化!祖父の時代に日本からブラジルに移民した民族的には日本人)8歳の時に家族で来日した白川Elaineさん、
★祖父が沖縄からブラジルに移民した日系2世の父と日本人とブラジル人の間に生まれた母を持つ宮城(みやぐすく)Garcia・Gabriel・陽(あきら)さん、
★両親がアメリカに移住、自身はアメリカ合衆国マサチューセッツ州北東部Bostonで生まれ育ち、アメリカ国籍を持つHashimoto橋本Masaki昌樹さん。
★司会進行は、両親も自身も日本生まれ日本育ちの日本人大川妙子さん
そして4人とも神戸市に現在は居住している神戸人です。今回の使用言語は4人の共通語、日本語で進みます。
日本国籍でない3人も、日本国籍の1人も音声で聞く限り、全く問題のない日本語で話しています。しかし実は4人のうち3人は、母国語が日本語ではないのです。
外見や言葉だけでは分からない、それぞれの身分保障としてある旅券や在留資格は違う。それぞれのルーツについても、この短い時間の話を聴くだけで、それぞれの国での自分の立ち位置や感じ方、似ているようで、でも違う、一人ひとりの人間のバックグラウンドはそれぞれ違っている。一色で表すことは到底できない時代なんだとわかるのです。
そしまたそのことは国籍…という切り口でなくとも、すべての人は一人ひとり、それぞれに多様なものの時間の流れの中で今の自分が存在する、大切なかけがえのないOnlyOneの人間であるとFMYYは考えています。
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YYJournal12月「JICAの取り組む防災協力 (国際防災研修センターDRLCの活動を中心に)」
2016年12月24日今年最後のYYjournal
本日のゲストはJICA関西主任調査役の安田さんと小野さんです。
今回もCREWの宮本が聴講した兵庫県のボランティアカレッジをきっかけに、ご出演の運びとなりました。
JICA(国際協力機構)ってどんなとこ?参加するにはどうすれば?
素朴な疑問に答えて頂きました。
海外支援だけでなく、兵庫県とJICAの共同で設立したDRLCに海外から研修員を迎え入れる活動も進めていて、FMYYも協力しています。
防災先進国の日本、「なぜこんな危ないところに住んでいるのか?」
「なぜ危ないところなのに発展しているのか?」、その答えが「防災」。
母国に日本の知恵を持って帰りたいという気持ちがあるようです。
防災訓練や防災計画、発災後の行動、支援・受援方法といった一連
の防災活動や研究を「防災文化」と呼び、学んでもらっています。
JICAの海外支援は物造りだけでなく、そのメンテナンスを続ける地
元の人創りも続けてきたことが高く評価され、世界を取り巻く環境問題
等の課題解決も期待されています。
こんなJICAに参加するには、やりたい気持ちだけがあればよく、2
ヶ月の語学トレーニングの後、生活保障付きで2年間派遣されます。
どうでしょう。 リポート:YYcrew 宮本健一郎
YY JOURNAL 長田の視点 「災害とボランティア 」
2016年11月26日 「YY JOURNAL 長田の視点」
「災害とボランティア(熊本とインドネシアでの活動を比較研究)」本日のゲストは本塚智貴さん=人と防災未来センター研究員(工学博士)です。
今回はYY-CREWの宮本健一郎crewが参加した、兵庫県のボランティアカレッジでの講演をきっかけに、ご出演の運びとなりました。
(収録時写真 左 本塚氏 右宮本crew)
「熊本地震では、うまく運営できていない避難所があった。」といわれています。どうすればよいのか?
本塚さんの研究されてきたインドネシアのポスコ(POSCO=post+comand、住民が自発的に設置する避難所)にヒントがあるようです。
写真はPOSCCO(インドネシアでの被災地支援の拠点)
日本でPOSCOは可能か?本塚さんは、熊本の前震発生直後に現地に駆け付け、本震を迎えました。本震前後の被災地の状況、その後の避難所運営の観察から、その可能性を見い出されています。
熊本でもPOSCOはできていた。なぜできるところと、できないところがあったのだろう?コミュニティの力が成否を分けたのでは?ならば、コミュニティを強化するには?そしてボランティアはどうかかわる?
熊本とインドネシアを比較しながらディープラーニングしています。是非お聞きください!(写真一番上JICA関西と共にFMYYが行っている草の根事業、その他いろんなJICAの研修員の受入れ、研修を行っています。神戸長田での活動を長田から世界へお伝えしています)
リポート:宮本健一郎
外から見た長田FMYYJournal~長田の視点「愛媛大学山口ゼミのリポート」
愛媛大学法文学部総合政策学科「地域・観光まちづくりコース山口信夫研究室」の
≪震災復興の成果と課題について≫について長田の関係者の皆さんに
お話を聞くという依頼がありました。
3泊4日のフィールドワークを行程としては、 新長田のまちづくり会社や真野のまちづくり推進会、
御蔵のまちコミュニケーション、長田神社前地区のまちづくり関係者、駒ヶ林の芸術とコラボした新しいまちづくりなどなど盛りだくさん。、
そしてもちろんFMYYへのご希望は、多文化共生の視点やその必要性についても知見を深めたいというものでした。、
FMYYの担当の多文化共生に関しては、まちの歴史と震災後のまちづくりの流れ
そして在日の目線を通じた産業としてのケミカルと多様性の吸引
それらが合いまった「たかとりコミュニティセンターの目指す~ゆるゆる多文化いとをかし」
(以下はFMYY担当のフィールドワーク行程)
■シューズプラザを見て「靴の町長田」の歴史、復興について
@神戸コリア教育文化センターコミュニティカフェナドゥリ 代表金信鏞さん
https://www.facebook.com/korea.uriecc/
■長田再開発、大正筋商店街の再開発事業の問題点と現状についての講話
@神戸アーカイブ写真館(長田ハナミズキ倶楽部代表) 東 充
http://www.kobe-shashinkan.jp/
■外国人の方々と共につくるまちづくり・復興など、
@FMYY 代表 金千秋
https://tcc117.jp/fmyy
上記のまちあるきをまだまだ暑い最中に行いました。
そしてFMYYとしての大きな役目は、この熱心な若き研究者たちの感想を「長田のまち」のみなさまにお返しすること!そこでその様々な場所での見地を感じたままに、FMYYで語っていただきました。外から見たFMYYぜひお聴き下さいませ。
長田今昔物語~千夜一夜~第13夜
2016年10月8日土曜日夜の7時15分からの15分間。長田今昔物語も13夜をむかえます。
今回から須磨の住民、兵庫県ヘリテージマネージャー歴史文化遺産活用推進員)井上勇さん(写真右)にも時々ご参加いただき、長田の住民和田幹司さん(写真左)と共に、ボーダーレスだった時代からの今昔物語に厚みを増していただきます。今後も多様な方々のご参加があるかもしれません。ご期待くださいませ。
第13夜のお話は、≪知られざる平敦盛(敦盛塚)五輪塔「胴塚」≫と題してお話いただきます。
主な内容は以下のようなものです。
一 寿永三年二月七日(1184)832年前・源平一の谷合戦。
熊谷直実に敵に後を見せるな、と呼び止められて討たれた無官の太夫若干十六歳。
二 平清盛ー甥 経盛の三男
三 伝説としての集め塚、一夜塚、一の谷嫩軍記・弥陀六の小枝(歌舞伎・文楽)
四 明治20年頃(1888年頃) 山陽鉄道(現JR)敷設の為、現在地に移転か?須磨寺荒廃時・西須磨村寒村の為か、
寄進一覧には、尻池・兵庫の方々の名前があった。
五 五輪塔・2度も地震で倒壊する。 慶長の大地震(1596)があった!!
六 中世の五輪塔 3番目に大きい・敦盛塚(梵字・ダイナミックな五輪塔)
七 毎年3月に、盛大な敦盛忌の供養が行われている(平成28年=2016年は第831忌)
「長田今昔物語~千夜一夜」の放送は、右のカテゴリメニューから『音源ライブラリ「長田今昔物語」』を選んでいただくことで、順に聞くことができます。
また、iPhoneをご利用の方はポッドキャスト登録が直接できます。このリンクをタップしてください。
長田今昔物語~千夜一夜~第九夜
長田に生まれて70有余年の「わだかん」こと和田幹司さんが語る「長田今昔物語~千夜一夜」9月10日の夜7時15分からの放送は第九夜をむかえます。
7月16日土曜日に第一夜が始まりました。
奇しくもその日は、FMYYがネットでのコミュニティメディアとしてのRestartの日!震災から始まった「このまちをよくする仕組み」コミュニティの当事者から発信の場を継続する新たな手法としてのネット放送開始のその日でした!!
第一夜はこんな内容でした。
この番組は長田の歴史をたどり、長田の地形をたどり、それが神代の昔から「住みやすい、生きやすい、そしてなにより多様な人々の往来や多様な物事をゆる~~りと受け入れる」懐深い里であった!!というこの長田を愛する実証の積み重ね、であり、これからの未来のこのまちの在り様を希望をもって語り継ぐ、おもろくて、やがてハタと合点のいく番組となっております。ぜひ一度お聞きくださいませ。
「長田今昔物語~千夜一夜」の放送は、右のカテゴリメニューから『音源ライブラリ「長田今昔物語」』を選んでいただくことで、順に聞くことができます。