「FMわぃわぃから」カテゴリーアーカイブ

2025年1月17日金曜日FMYY YouTube配信のお知らせ


JR新長田駅前広場からの実況中継を実施します。
12時から20時までの予定。       会場の灯籠は3つの種類、ペットボトルで作られた灯籠、竹の灯籠、そして靴のまち長田をイメージする靴箱で作られた紙の小さなお家型の灯籠です。そして最初は「阪神・淡路大震災の記憶を語り継ぐための企画番組」
1.風化を防ぐ先人たちの知恵を知る
2.登場する新しい語り部世代の声に耳を傾ける
この4本を現場からの実況中継を交えつつお送りします。





登場する新しい語り部世代の声に耳を傾ける企画番組「1.5世代が語り継ぐ阪神・淡路大震災」その3


阪神・淡路大震災直前に生まれ、幼児期、子供時代、思春期を被災地で暮らした、いわば震災1.5世代の3人の若者たちが受け継ぎ、語る大震災の体験と記憶。
「1.5世代が語り継ぐ阪神・淡路大震災」その3
セグラ ジェラルドさんが語り継ぐ阪神・淡路大震災
神戸市須磨区在住の日系ペルー人3世。
両親も神戸市須磨区在住のペルー人で、母親は沖縄をルーツにもつ日系2世。
両親が出産のため、一時帰国したリマの実家で1994年8月15日に生まれる。
VISA申請のため、先に神戸に戻った両親が大震災に遭遇。
本人は2歳半のとき、来日。
以来、被災地で育つ。
現在、JICA草の根援助プロジェクト技術協力事業のFMYYスタッフとして、神戸とリマを往復しながら、
両国の架け橋として防災知識の普及活動に取り組む。映像収録時、30歳

登場する新しい語り部世代の声に耳を傾ける企画番組「1.5世代が語り継ぐ阪神・淡路大震災」その2


大震災直前に生まれ、幼児期、子供時代、思春期を被災地で暮らした、いわば震災1.5世代の3人の若者たちが受け継ぎ、語る大震災の体験と記憶。
「1.5世代が語り継ぐ阪神・淡路大震災」その2
米山 未来さんが語り継ぐ阪神・淡路大震災
語り手紹介:1994年11月7日に、兵庫県津名郡北淡町(現:淡路市)に生まれる。
0歳のとき被災。 父親は北淡震災記念公園 野島断層保存館総支配人。東京の大学を卒業。
現在、阪神・淡路大震災の語り部として、SNSなどをとおして、大震災の記憶を伝える活動を続けている。
映像収録時、30歳

登場する新しい語り部世代の声に耳を傾ける企画番組 「1.5世代が語り継ぐ阪神・淡路大震災」その1


大震災直前に生まれ、幼児期、子供時代、思春期を被災地で暮らした、いわば震災1.5世代の3人の若者たちが受け継ぎ、語る大震災の体験と記憶。
◆「1.5世代が語り継ぐ阪神・淡路大震災」その1
明石寛成
語り手紹介:1994年1月18日に生まれる。
父親が住職を務める神戸市兵庫区の仏教寺院浄土宗済鱗寺に隣接する住宅で、1歳の誕生日の前日に被災。 現在は、お寺で副住職を務めながら、京都市の中等学校で教鞭をとる。映像収録時、30歳

2025年震災30年追悼行事のための1月10日・1月16日・17日の交通規制について

2025年1月 10 日(金)、16 日(木)、17 日(金)の計3日、震災式典開催のための
神戸市中央区周辺において広域的な交通規制等が実施されます。
兵庫県警察より、交通渋滞等の緩和を図るため、その期間中、神戸市中央区周辺地域への
交通総量抑制についての協力依頼がありました。




期間中の交通規制実施について広くお知らせするとともに、車両の乗り入れ抑制へのご配慮をお願い申し上げます。
交通規制に関する問い合わせは下記までです。【送信元】
兵庫県県民生活部くらし安全課交通安全対策班
担当:平瀬、小田
TEL:078-362-3879 FAX:078-362-4465
【交通規制に関する問い合わせ】
兵庫県警察本部警備部警衛警備対策室
TEL:078-341-7441(内線663

 

 

 

FMYYシリーズ その1「災害の記憶を風化させないために」  林 勲男


1995年1月に発生した阪神・淡路大震災について伝える人と防災未来センターの活動、特に資料室の役割について具体的に紹介した後、
神戸市内で展開する他の伝承活動を見ていく。
 災害の経験やその記憶を伝える試みは、日本では長い歴史があり、そこには災害という出来事を伝えるだけでなく、犠牲者を供養し、経験から学んだことを教訓として伝えることによって、将来に災害が発生した場合、犠牲者などの被害をできる限り少なくしたいという願いがある。
 日本各地の事例を紹介し、伝承に伴う課題を認識し、日常生活の一部として、すなわち地域文化としての伝承のあり方を考える。
人の記憶は年月が経つに従い、日々の暮らしに追われる中で次第に薄れていく。
さらには、新たに発生した大きな出来事によって記憶が上書きされてしまうと、過去の経験はより深層に沈み込み、細部を思い出すことが難しくなる。記憶のそうした性質に抗うように、災害の記憶を伝えていくことの必要性・重要性がますます声高に叫ばれている。
 1995年1月に発生した阪神・淡路大震災について伝える人と防災未来センターの活動、特に資料室の役割について具体的に紹介した後、神戸市内で展開する他の伝承活動を見ていく。災害の経験やその記憶を伝える試みは、日本では長い歴史があり、そこには災害という出来事を伝えるだけでなく、犠牲者を供養し、経験から学んだことを教訓として伝えることによって、将来に災害が発生した場合、犠牲者などの被害をできる限り少なくしたいという願いがある。日本各地の事例を紹介し、伝承に伴う課題を認識し、日常生活の一部として、すなわち地域文化としての伝承のあり方を考える。
 災害の記憶を風化させずに持続させる、言い換えれば災害経験を伝え受け継いで行くことで、災害リスクと共存している現実を知り、防災意識を高め、防災・減災に向けた行動に結びつけていくための素地づくりである。