愛媛大学法文学部総合政策学科「地域・観光まちづくりコース山口信夫研究室」の
≪震災復興の成果と課題について≫について長田の関係者の皆さんに
お話を聞くという依頼がありました。
3泊4日のフィールドワークを行程としては、 新長田のまちづくり会社や真野のまちづくり推進会、
御蔵のまちコミュニケーション、長田神社前地区のまちづくり関係者、駒ヶ林の芸術とコラボした新しいまちづくりなどなど盛りだくさん。、
そしてもちろんFMYYへのご希望は、多文化共生の視点やその必要性についても知見を深めたいというものでした。、
FMYYの担当の多文化共生に関しては、まちの歴史と震災後のまちづくりの流れ
そして在日の目線を通じた産業としてのケミカルと多様性の吸引
それらが合いまった「たかとりコミュニティセンターの目指す~ゆるゆる多文化いとをかし」
(以下はFMYY担当のフィールドワーク行程)
■シューズプラザを見て「靴の町長田」の歴史、復興について
@神戸コリア教育文化センターコミュニティカフェナドゥリ 代表金信鏞さん
https://www.facebook.com/korea.uriecc/
■長田再開発、大正筋商店街の再開発事業の問題点と現状についての講話
@神戸アーカイブ写真館(長田ハナミズキ倶楽部代表) 東 充
http://www.kobe-shashinkan.jp/
■外国人の方々と共につくるまちづくり・復興など、
@FMYY 代表 金千秋
https://tcc117.jp/fmyy
上記のまちあるきをまだまだ暑い最中に行いました。
そしてFMYYとしての大きな役目は、この熱心な若き研究者たちの感想を「長田のまち」のみなさまにお返しすること!そこでその様々な場所での見地を感じたままに、FMYYで語っていただきました。外から見たFMYYぜひお聴き下さいませ。
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「長田今昔ものがたり」第15話
第15話 須磨の松(閑話休題) 2016年10月22日放送
摂津では「梅は岡本、桜は生田、松の良いのは湊川」と言われてきました。須磨にも、源平合戦ゆかりの松があります。熊谷の「扇の松」、義経の「勢揃いの松」、弁慶の「鐘懸けの松」などです。松はなくなっても、「碑がのこっている」ところがあります。六甲山もはげ山だった時期が長く、大きな松だけが点々とあったらしいです。須磨に松が多いのは、海岸からの風が強いので、防風林の役目もありました。今は、離宮道(旧御幸道)の両側の松が「須磨の松」の面影をとどめています。お世話をつづけ、須磨一帯で「松」を育てる努力をやりたいものです。
15話 離宮道の松
「長田今昔ものがたり」第14話
第14話 源平勇士の碑 2016年10月15日放送
源平合戦は、1184年、生田の森から、須磨海岸まで、「赤勝て、白勝て」でわれわれの地で繰り広げられます。「一の谷はどこか」の論争もありますが、兵士が、たくさん亡くなっており、長田の地にも監物太郎の碑など、多くの慰霊塔があります。シンボル的なものは、村野工業高校の西にある「源平勇士の碑」です。父・知盛を、身をもって助けた知章や相手方の源氏の武士もいっしょに祀られています。「ノーサイド」の意味もあります。平家に大勢が味方した当地でした。破れて、土地の保有は源氏のものとなるはずでした。昔、平家の池禅尼が頼朝・義経の命を救った恩義で、土地は幸運にも「平頼盛」の所有で残ったのです。
14話 源平勇士の碑
わぃわぃキッズラジオ「子どもがメインパーソナリティ番組」第3回目
10月8日第2土曜日の13時半~14時までは子どもがメインパーソナリティ!!の番組を放送しています。今回は世界の視点で送ります。
わぃわぃキッズラジオ(輝支援センター神戸提供)の今回のテーマは「男の子と女の子ってちがう?」
ガールスカウトって、女の子だけで活動するからこそ 感じるられることや、
女の子だからと 兄弟よりも頼りにされることが多いのはどうしてなんだろう?
などなどみんなで意見交換しました。
仕事も育児も家事も誰かに偏ることなく 家族がフェアに
役割分担することが 当たり前の世の中となるためには
どんな意識が必要なのか。
子ども達の率直な気持ちを聴き事の出来る番組!「わぃわぃキッズラジオ」、
子どもだったはずの大人の固定観念を揺さぶってもらえる貴重な声が溢れています。
http://www.girlscout.or.jp/activities/project/stv/gender/
#国際ガールズデーとリンクしての番組となりました。
「長田今昔ものがたり」第13話
第13話 知られざる平敦盛 2016年10月8日放送
この回から、井上勇さん(須磨住人)も加わり、話題は須磨の方にも広がります。敦盛(あつもり)といえば、源平合戦では16歳、一の谷で熊谷直実に首を討たれます。須磨寺の山門横の、二人が対峙する姿は、「青葉の笛」とともに、あまりにも有名です。今、須磨浦公園にある五輪の塔が「あつもり塚」と呼ばれています。意外なお話は放送でお聞きください。敦盛は一般的に深い愛情を持たれていたようです。胴塚という供養塔(五輪塔)もありますし、鳥取には「愛馬の墓」も残っています。
13話 敦盛塚
Hunger Free World 10月1日グローバルフェスタ@お台場からの中継
ハンガーフリーワールドのアドボカシー担当米良彰子さんとの電話中継
飢餓は食べ物が足りないから起こるのではない、という事実。
どうやら原因のほとんどは、私たちが作り出しているようです。
いま、世界の飢餓人口は7億9500万人。9人に1人が飢餓に苦しんでいます。 これは食べ物が足りないからではありません。なぜなら、毎年世界では、約25億トンの穀物が生産されていて、もしこれが世界に住む73億人に平等に分配されていれば、1人当たり年間34キログラム以上食べられることになります。
冷蔵庫の奥で賞味期限が切れた食ベ物、宴会での食べ残し……。私たちは毎日、たくさんの食べ物を捨てています。日本の年間の食料廃棄量は2800万トンと、食料消費全体の2割以上。このなかには、食べ残しや賞味期限切れなど、食べられたはずの食べ物「食品ロス」が642万トンも含まれています。実は食品ロスのうち、約半分が家庭からと、意外に家庭から出る量も多いことがわかります。 もったいないと思いつつも、「食べ切れなくて」「おいしくないから」とムダにしてしまった経験、みなさんもあるのではないでしょうか。
こういう世界の中の分配の不均等が、世界の飢餓を生んでいること!それに私たちの生活が関係していることを知ることの必要性をひしひしと感じた電話中継でした。