「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

2020年3月「즐거운 잔소리 시간」

먼저 세계적으로 유행하고있는 코로나의 자기 방어를 위해 알려드립니다.


출처 :一般財団法人自治体国際化協会「新型コロナウイルス感染症について」多言語テンプレート http://www.clair.or.jp/j/multiculture/tool_library/tools/114526.html
출처 :一般財団法人自治体国際化協会「新型コロナウイルス感染症について」多言語テンプレート http://www.clair.or.jp/j/multiculture/tool_library/tools/114526.html

 

2020年2月「AWEPあんしんつうしん」Handwashing for Infection Control: Coronavirus

2020年2月は多文化センターひょうごが、神戸市社会福祉協議会の「生駒温子」児童福祉事業の助成をうけてせいさくした「たぶんか こどものけんこうえほん」についてお伝えしています。

この絵本は5言語で制作。大人と子どもが自分の身を守る簡単で大切なお話になっています。
特に世界的流行になっている感染症、コロナから身を守るためにも「手洗い」は基本であり、とても大切なことだと伝えています。

YYJournal 長田の視点 2020年3月第1回論説番組「徴用工裁判を人権の視点で見る」

FMYYは1995年1月17日の震災発災時、「すべての人々がこの社会の一員として同じ権利を有している」ということが、実は幻想であり、いろんな場面で声を上げにくい、声が届きにくい人々がいることの気づきから生まれました。
社会をより良いものにしていくための「うねり」を創るため、今回FMYYのできることの一つとして、YYJournal 長田の視点では、2020年3月から、人権に根差した社会を創るための気づきを共有するための論説番組を制作していきます。

2020年3月第1回目は「徴用工裁判から考える人権」
2020年1月発行の世界人権問題研究センター『GLOVE』に寄稿された六甲学生青年センター館長・NGO外国人救援ネット代表飛田雄一さんをお招きして話していただきました。

飛田さんの自己紹介、韓国・朝鮮半島との繋がり。
今回の話の論点「韓国人個人の請求権は残っている」
・「徴用工とは」
朝鮮人強制連行は、1939年から1945年まで募集・官斡旋・徴用の三つの段階で行われた。
・2018年10月30日の韓国大法院の「徴用工」判決。
徴用工として働いた人々が告訴→勝訴
安倍首相は、「彼ら4人は徴用工ではない」
日本政府の反応「国際法違反の韓国」とし、「請求できない」と反論したが、
それは日韓請求権協定だけでのことで、両国政府間でのはなし。
個人からの請求権を破棄するなどということは、国際的常識としてあり得ない。
かつ個人からの請求権は存在する「ある」ということは、日本の国会で、何度も日本政府の答弁、説明、発言は、として存在している。
衆議院
以下はその内容
■1991年8月27日、衆議院外務委員会 柳井俊二条約局長
「日韓両国が国家として持っております外交保護権を相互に放棄したということでございます。したがいまして、いわゆる個人の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではございません。日韓両国間で政府としてこれを外交保護権の行使として取り上げることはできない、こういう意味でございます。」
■(1992年3月9日、123回国会予算委員会 柳井俊二条約局長
「日韓両国間においては完全かつ最終的に解決を見たということで合意がなされたということでございます。ただ、いわゆる法律的な根拠に基づかない財産的な実体的な権利というもの以外の請求権については、これは請求権の放棄と申しますことの意味は、外交保護権の放棄ということでございますから、それを個人の当事者の方々が別途裁判所なりなんなりに提起をされる、そういうような地位までも否定するものではないということは、これまでもいろいろな機会に政府側として御答弁申し上げているとおりでございます」

上記が日本政府の立場→日韓条約で失効は韓国政府の日本政府への請求権。韓国人個人の請求権は消滅していない。という答弁。
この答弁の根底には、日本政府としての日本人シベリア抑留者のソ連に対する補償請求を行っている。。。という日本側の状況があった。
1956年日本政府の日ソ共同宣言がある。
政府間の補償要求はできない、が、「日本人個人」のソ連政府に対する請求権は消滅していない、個人でソ連政府に対して、シベリヤ抑留のその過酷な労働に対しての補償要求は日本政府としてと止めるわけにはいかない。なのでそれを日韓間に置き換えた答弁となった。

ではその後の立場は?
・2018年11月14日、第197回国会外務委員会 外務省国際法局長・三上正裕
「柳井局長の答弁を否定するつもりはございません。日本国内の法律をつくって、その実体的な財産、権利、利益については消滅させたわけです。しかし、請求権というのは、そういった財産、権利、利益のような実体的権利と違う潜在的な請求権ですから、それは国内法で消滅はさせられていないということを柳井局長は言ったと思います。/国内法で消滅させたのは、実体的な債権とか、もうその時点ではっきりしている財産、権利、利益の方でございまして、その時点で実体化していない、請求権というのは、いろいろな不法行為とか、裁判に行ってみなければわからないようなものも含まれるわけですので、そういったものについては、消滅はしていない。/したがって、最初に申し上げたように、権利自体は消滅していない。しかし、裁判に行ったときには、それは救済されない、実現しませんよということを両国が約したということだと思います。」
この答弁についてはYouTubeにアップされている。

■youtube
「共産党、 徴用工個人の請求権」で検索。

■記事
赤旗の記事に掲載
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-11-15/2018111501_03_1.html
衆議院該当ページ、政府公式回答
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a197049.htm

2020年2月22日土曜日「ゆうかりに乾杯!」兵庫高校の現役1年生が出演!

2020年2月放送のゆうかりに乾杯のゲストは、兵庫高校創造科学科4期生(1年生〉の山本悠人さん、豊田亜由香さん、藤田詩子さん そして担任の酒井優希先生でした。


この番組はFMYYのyoutubeチャンネルでライブ配信されました。

兵庫高校の創造科学科は、「未来社会を創造するグローバルリーダーを育成します」という方針のもと、複雑で正解のない問題の解決に主体的挑戦をするためのプログラムが多数用意されています。
本日の放送では入学して1年間のプログラムで体験した以下の具体的な取り組み内容を伺いました。

①地域の問題に目を向け、企業や行政のサポートを受けて行ったグループ研究
②英語によるレポート作成、プレゼンテーション、留学生とのワークショップなどを通じ、総合的英語運用能力を高めるRRE(Reserch and Report in English)
③社会問題を考察する「新聞ノート」
④神戸大学院生の指導をうけて行われる自然科学分野のグループ研究、そして他高校との交流、発表
⑤学校外から講師を招聘し、講演後生徒がグループに分かれ今後の日本の進むべき方向についての議論
・立命館大学客員教授、外務省顧問の藪中三十二さん
・近畿財務局統括国有財産管理官の中野真司さん
⑤創造科学科の前身である総合科学類型1期生が10年前に始めた「高校生鉄人化まつり」

入学直後から始まる地域の課題解決の実践活動により、行政、企業、住民との折衝を通じ、課題の解決とコミュニケーション能力が確実に醸成されること、またグローバルリーダーの育成に必要と思われる人方々を学校外から広範囲に招聘及び訪問し、貪欲に知見、体験を吸収する取り組みなど極めてユニークなプログラムが数多く提供されていることは、今の教育に最も必要とされているものばかりでとても凄いことと思いました。

本日はその取り組みの実態を伺うことが出来、このような素晴らしい環境で育った生徒さんが生まれていることは、日本の未来を明るくしていくことにつながることを確信しました。
10年前の創造科学科の前身である総合科学類型1期生の時から、生徒さんに毎年当番組にご出演頂き、その進化を傍から見てきた我々スタッフにとって、兵庫高校の挑戦が益々発展することを望みたいと思います。

放送音声及び文書化した放送概要は、近日中に「ゆうかりに乾杯!」の下記URLで、ご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/
FMわぃわぃのホームページ、ポッドキャストでもご視聴いただけます。

2020年2月22日「らの会わぃわぃbyネットワークながた」排除する気持ちって?!

今回も石倉泰三さんと金千秋でお送りしました。

YouTubeのクロマキーの端っこがちょっと切れて、FMYYのスタジオのドアが見えているのはご愛敬♬
泰三さんが21日から10年前から支援しているカンボジアに行かれるので、早めの収録となりました。
カンボジアで見聞きしたもの、都会から出たごみは、遠く離れた田舎に捨てられ、そしてそこで生活している人々がいること。
ごみは灼熱の熱帯の暑さで、ぶすぶすと熱をもち、火事になることもあるそうです。
貧しさの中で障害を持つ者は捨ておかれている。。。。そんなカンボジアの中で地域の子どもたちのための学校作り=スラロニュプロジェクトが始まり、それが10年を迎える2020年。
世界と神戸・長田をつなぐ活動が続けられています。
まちの中にある問題、生活の中でごみが出るのはあたり前のこと、それを格差の中で、弱い、貧しいものの方に押し付ける。見えないようにして、快適な暮らしを続ける。
その排除する気持ちは、日本の部落問題や障害者問題や外国人問題、いろんな問題の根本にあるという話となりました。
一方泰三さんと阪神・淡路大震災で繋がった山田洋二監督。その映画が伝えたいものとネットワーク長田が地域で行っていることがリンクするからこその長いお付き合いになっているということも分かりました。
ゆっくりと、ゆったりと二人の「気づき」をお聞きください。

2020年2月22日「ワンコイン番組」多文化共生ガーデン進捗と語り部inトルコ

2020年2月22日ワンコイン番組「多文化共生ガーデン現状報告」と語り部in!Multicultural garden&KATARIBE of disaster in Turkish。
参加者は関西学院大学山中速人教授、トルコ研究者井藤聖子さん、ミキサーとスイッチャーはFMYY金千秋でした。

最初は震災後地域に放置されている空地問題の解決の一つの提案として足掛け3年でやっと始動した「多文化共生ガーデン」構想の進捗を紹介しました。
現在駒が林3丁目は、きれいに整備され、今はお宝で飾られたり、「たかとり教会」のぺーパードームやぺーパーハウスとして新たな光が当てられている「紙管」でのガーデンの間仕切り創り。これは寿紙管工業組合の田中さんの多大な支援で行われています。

続いて今年2月トルコでの学会発表を山中教授と井藤聖子さんにお話していただいた。
学会での発表は、「災害の集合的記憶の形成にとって、被災者自身の「語り」がもつ社会的文芸的意味」それをトルコの地震被災者と阪神淡路大震災の被災者の語りを比較研究したものを報告したそうです。
山中教授によると以前から、トルコでは被災者の語りがあまり顧みられない。エリートたちは、民衆自身の語りに関心を示さないように思えるということで、トルコで2年前に行った被災者へのインタビューと日本の語り部の語りを比較して発表したそうです。
トルコの被災者の語りは、語り部活動が盛んな日本の語り部のそれと匹敵するくらいすばらしい内容と表現力を持っていることをトルコの研究者たちに伝えようとされたそうです。ただ、時間の制約もあり、トルコの大学人たちからの反応は期待していたほどではないことが心残りだと話されました。
しかし、そんな会場で、この山中先生の被災地おける語りという発表テーマを知って聞きに来てくれた一人の男性が会議終了後話しかけてきて、自分自身の子供の頃の地震に遭い苦しいテント生活を経験した辛い思い出を語ってくれたそうです。
日本における「語り部KATARIBE」の活動の盛んなことは、大変重要なことだとこの場にいた3人は考えています。災害の被害、災害からの復興、立ち上がる力、それはひとり一人異なるはずです。全体の鳥観図で見る視点ももちろん重要ですが、地べたからのひとり一人の思いを受け止め、その意味するところをしっかりと繋ぎ、見つめ続けること、それは、コミュニティメディア、FMYYの存在意義の大きな柱でもあります。