Tháng 1 năm 2020: “Giấy chứng nhận thiệt hại do thiên tai” / 2020年1月「罹災証明書」

「住みやすい日本を創るための情報発信番組」
HÃY AN NHIÊN MÀ SỐNG
2020年1月「罹災証明書」
Tháng 1 năm 2020: “Giấy chứng nhận thiệt hại do thiên tai”

皆さんこんにちは。ベトナム夢KOBEのVu Thi Thu Thuyと林貴哉が、今月も引き続き、日本に暮らすベトナム人の役に立つ情報をお伝えします。先月の放送では、「これまでのベトナム語番組の振り返り」をしました。今月、2020年1月で、阪神・淡路大震災から25年を迎えました。今月の番組では、災害で被害を受けた後にすべきこととして「罹災証明書」についてお伝えします。
Xin chào Quý vị và các bạn. Thủy và Takaya của Việt Nam yêu mến Kobe xin được tiếp tục đồng hành cùng Quý vị và các bạn trong chương trình ngày hôm nay. Trong số phát sóng vào tháng 12 năm ngoái, chúng ta đã cùng nhau “Nhìn lại chặng đường phát sóng của chương trình trong những năm vừa qua”. Trong chương trình tháng 1 của năm 2020 lần này cũng là dịp kỷ niệm 25 năm ngày xảy ra trận động đất Hanshin – Awaji, chúng tôi sẽ nói về “Giấy chứng nhận thiệt hại do thiên tai” – một việc làm cần thiết khi bị gánh chịu hậu quả của thiên tai.

私たちはかつて「災害への備え/ Phòng chống thiên tai」の2018年2月の番組(「非常食/ 保存食・避難所・支援物資・支援金などなど」)で、支援金や義援金について取り上げました。その際、「この義援金の申請や受け取りにはいろんな書類が必要となります」とお伝えしましたが、それが「罹災証明書」です。そのため、罹災証明書を申請することは、災害で被害を受けた後の生活再建のためにとても大切なことです。
Trong chương trình “災害への備え/ Phòng chống thiên tai” phát sóng vào tháng 2/2018 trước đây với chủ đề là “Đồ ăn dự phòng – Trung tâm lánh nạn – Hàng viện trợ – Tiền viện trợ”, chúng tôi có nhắc đến khái niệm “Tiền hỗ trợ” và “Tiền viện trợ”. Khi đó, chúng tôi có nói rằng: “Để làm đơn và nhận được tiền viện trợ thì cần rất nhiều giấy tờ” và một trong số đó chính là “Giấy chứng nhận thiệt hại do thiên tai”. Việc làm đơn xin cấp Giấy chứng nhận thiệt hại do thiên tai để khắc phục và tái thiết cuộc sống sau khi gánh chịu hậu quả của thiên tai nên cực kỳ quan trọng và cần thiết.

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2020年1月4日ワンコイン特別番組「わるがき拝拝」宗教のボーダーを越えた25年を語る。

1995年1月17日の阪神・淡路大震災、あれから25年。
FMYYは、民族も国籍も男女という性の考え方も年齢も、いろんな違いを越えて、あの時見えた社会的問題、それまで見ようとしなかったいろんな人々の苦しき、聞こうとしなかった小さな声に耳を傾け、誰もが住みたい、住み続けたいまちを創るために歩み続けてきました。

2020年の最初のワンコインは、震災25年の特別番組として、宗教という、なかなか難しいボーダーをも超えた語りの「場」を設定しました。

出演は、「わるがき拝拝」のみなさんです。
カトリック神父神田裕、プロテスタント信者宮本真希子・草地とし子、正法寺住職亀山俊彦、有馬温泉神社宮司別所敬介、濟臨寺住職明石和成。

以上の6にんのみなさん。そして進行は金千秋です。

2019年12月28日「ゆうかりに乾杯!」

2019年12月放送のゆうかりに乾杯のゲストは、兵庫医療大学 特任講師 室 親明さんでした。

この番組はFMYYのyoutubeチャンネルでライブ配信されました。

室さんは、薬局を経営する家庭で育ち、大阪薬科大学に進み、卒業後兵庫医科大学病院薬剤部で退職までの41年間勤務し、そして今は兵庫医療大学で教鞭をとっておられます。

阪神・淡路大震災時は、ハーバーランドに住み、大きな揺れで室内は滅茶苦茶になったが、電気は地中線化されていたので停電はせず、ガスは止まり復旧にしばらく時間がかかった。
勤務先の大学病院は西宮の武庫川沿いで、大きく被災することはなかったが、入院患者に食事を提供出来なくなり、1000人ほどの入院患者のうち8割が大阪の病院に転院し、また被災者の多くは、県立西宮と市立中央市民病院に搬送され、兵庫医科大学病院の外来は200人ほどのため、職員は手持無沙汰の時があった。

新潟中越地震では薬剤師として派遣され、避難所で医者と一緒に対応した。余震が怖く救急車内での診察に変更した。救急車1台派遣のため薬剤は少量しか持ち込めず、3日分しか処方出来なかった。

薬に関する大きな制度変更は、世界で一番遅れて1990年代より医薬分業に変わり、仕事の8割を占めていた外来患者の対応から入院患者との対応に大きく変わった。薬科大学は2006年に患者対応を重視する4年制から6年制に変わり、必須になった実習指導をすることになった。その縁から兵庫医療大学に勤務することになった。

現在学生を教える立場として、学生には自分は出来るという成功体験を味合わせてあげたいと思うと共に、国は薬剤師に、薬の効果を上げるより、患者に安全に副作用なく飲んでもらうことを求めていると考え、患者の回復がうまくいかない時、どうしてあげられるかを常に考えるよう、言いっぱなしではなく責任を持ってほしいと指導されています。

昨今話題になっている、ジェネリック医薬品(後発医薬品)及び、特に高齢者に多い多剤服用のリスクについて、どのように考えればよいかも伺いました。

災害の多い日本で、医師と共同で被災地で活動する薬剤師について報道されることは殆どなく、室さんより初めてお聞きし認識を新たにすることが出来ました。
現在兵庫医療大学において、薬剤師の心構えとして、患者の立場に立った仕事をするよう学生に指導しておられることに感銘を受けました。

放送音声及び文書化した放送概要は、近日中に「ゆうかりに乾杯!」の下記URLで、ご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/
FMわぃわぃのホームページ、ポッドキャストでもご視聴いただけます。

関西学院大学山中速人研究室・エフエムわいわい共同制作番組 学生制作番組1「阪神・淡路大震災から25年〜多文化共生の街づくりは進んだか・その2

関西学院大学総合政策学部の学生たちが制作した番組です。

2020年1月17日には、阪神淡路大震災から25年目を迎えます。今の大学生のほとんどは、震災後生まれの世代です。
その震災を知らない若い世代が、大震災の記憶を受け継ぐことをテーマに、「阪神・淡路大震災25年」というシリーズ番組を制作しました。
学生たちは、大震災で被災した方々や支援に携わった方々、また、復興に努力してこられた市民や専門家に取材をし、さらに、それらの方々をスタジオにお招きして、お話を聴き、番組にまとめました。
今月は、学生たちが制作したそんな3つの番組を放送します。
今回は、「阪神・淡路大震災から25年〜多文化共生の街づくりは進んだか~」の
第1回をお送りします。大震災の直撃を受けた神戸は、歴史的に多文化な人々が暮
らしてきた街でした。大震災の中で、文化の背景や出身のことなる人々は、より困
難な状況に直面しました。そこで、神戸の復興には、多文化な街づくりを進めるこ
との必要性が叫ばれてきました。大震災から25年を迎える今、多文化な街づくり
はどれだけ実現したのかを検証します。
今回のゲストスピーカーは、神戸長田で日系ペルー人として中南米の諸国出身者の方々の市民参画活動を進めている、FMYYの理事でひょうごラテンコミュニティ代表、大城ロクサナ・アジベさんです。

2019年12月28日「らの会わぃわぃbyネットワーク長田」震災25年を迎える今、次世代に伝えたいこと。

今日はネットワーク長田の代表と副代表に来ていただき、1年の総ざらえとして、これからの時代の人々に伝えたいことを話していただきました。

石倉悦子さんは、12月12日に開催された『神港橘高校キャリア教育 地域からぶ学! 地域課題の解決を目指せ「橘タウンミーティング」』ここでの出会いの話をされました。
FMYYも毎年およびいただき、CODEと合わせて、やはり神戸の高校にとって、阪神・淡路大震災ということは、大きなキーワードなんだと再確認します。
今年はいろんな話をする人の中に、神港橘高校の3年生がいたり、甲南大学の大学生がいたりとしたことは、非常に大きなことであると思いました。
また石倉泰三さんが、「地域防災」とは「多様な人々が地域生活をしていることの実感・体感」問うことをおしゃったのには深く共感するところです。
地域の人々が顔を合わせ、あいさつを交わす!年齢・性別・国籍・障がいを越え、いろんな宗教心情をもっていても、それはそれとして違いを持ったままの人々が、顔を合わせ声を掛け合う=あいさつをする・・・それが誰もが住みやすい、誰も排除されない、誰にとってもそのまちが自分の住むところだと感じることのできる強くて豊かなまちであると考えています。
FMYYは、そんなまちを共に作るため、ヒントや気づきの声を今日もあなたのもとへお届けしています。

2019年12月28日「ワンコイン番組」~昨今の台風被害の概要と台風19号被災地へのFMYY募金の活用報告。

今回のワンコイン番組は特別報告番組として「昨今の台風被害の概要所感と台風19号被災地へのFMYY募金活の行き先報告」をFMYY長谷部治理事にしてもらいました。

■冒頭は長谷部理事の被災地支援事業に携わるなかでの考察
大型で強い台風19号「ハギビス」は12日日本上陸後、北日本から東日本の太平洋側を中心に、広い範囲で非常に強い風や猛烈な風が吹き、記録的な暴風と豪雨により各地で浸水や土砂崩れが発生、多くの河川が氾濫し、また川津波の様相を呈した。多くの被災地は河川に沿った低湿地。そこに居住する人々の家屋が浸水。多数の死傷者がでたことと多くの人々が長い避難生活を余儀なくされている。
今回全国支援P(企業・社会福祉協議会・NPO・共同募金会が協働する災害時の支援をする専門家集団のネットワーク組織)の一員として関東・福島・長野へ現地入りした長谷部理事から現地の被災状況について、またその姿は被災地、災害地での問題だけではなく、日本全体の「今、社会が抱える問題」を浮き彫りにした姿だということが語られた。
~*ボランティアが足りない…の報道は確かに「各地で足りていない」ということを反映しているが、数的にはたくさんの人々が現地に駆けつけている。数の問題ではなく、被災地が多すぎること、また被災者自身の縁故関係者の数が減っていること(伯叔父伯叔母、甥や姪、従兄弟姉妹など、今までであったらたくさんの身内同士で助け合えたのが、現在は極端に減っている)、ボランティアに行けるような若い世代の人々の貧困(学生のバイト代は食費のため=自己完結のボランティア活動に行くことは食費を削ることになる)という現代社会の大きなひずみが見えるということが言える。~

今回のFMYYで集めた募金は、「農福片付けプロジェクト」に現地の彼らの拠点で長谷部理事から手渡されました。(写真)

この広いがらんとした事務所で、アップルロードと命名されているリンゴ農園の片付けを行っている「農協・障がい者作業所・農園」の方々は、写真右側にあるブルーシートの上でお昼の食事や休憩をとっていましたが、長野の寒さは神戸で考えられないほど。
そこで私たちの託した「125000円」はテーブル・イスの購入+石油ストーブ+石油の費用に充てられることになりました。

この「農福片付けプロジェクト」は、被災地支援のためのお金が国から出ます。それは農園の方そして障がい者の人々、作業所職員にとっても大きなことです。またそれだけではなく、作業所が被災し、毎日通うことができなかった障がい者の人々のとって、新たに働く場としての提供、そして農園やJAの人々との「出会いの場」となったのです。
この「出会いの場」となることは、これからのまちのあり様に大きな視点、多様な人々が住むまちという視点を生み出すことも期待できます。
被災は確かに大きな被害を生み出し、哀しみも計り知れません!しかしながらそこから新たな展望が見え始めるその機会にすることもできます。FMYYはその新たな展望の芽が大きく育つことを期待しています。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。