毎年2月にはソウル女子大学の日語日文学科の学生がインターンに来訪!

今年もソウル女子大学日語日文学科の女子大生たちが海外グル―バルサービスラーニング教育プログラムのためにボランティア活動にやってきました。日本の受け入れコーディナイターは神戸親和大学です。まずは、たかとりコミュニティセンターの成り立ちを説明。そしてなぜ多言語多文化放送局が生まれたのか…それを理解してもらいました。理解の一番の力となるのは、自分の言葉、韓国語に訳してもらう事が一番です。ということで、2グループに分かれ、たかとりコミュニティセンターのその最初「たかとり救援基地」のメッセージを翻訳してもらうグループとFMYYの番組を翻訳してもらうグループにに分かれました。
たかとりコミュニティセンターのメッセージを担当するのはソウル女子大学 日語日文学科 3年生 金ジウンと朴ジョンアです。

鷹取救援基地は多くの仲間たちに支えられてここまで来ました。
一人ひとり聞いたもの、見たものそして感じたものをかたちにしてきました。
人々は寂しさや悲しさを一つずつ喜びに変えてきました。
片付けは少しづつ進みますが、
最後の一人がまちに戻ってくるまで地震は終わりません。
ここは忘れ去られようとしている人々と主に歩む救援基地です

★ジウンとジョンアは右側のパソコンで翻訳中です。

다카토리교회구원기지는 많은 동료들의 응원속에 지금까지 올 수 있었습니다.
개개인이 듣는 것과, 보는 것, 그리고 느꼈던 것을 형상화 해왔습니다.
사람들은 외로움과 슬픔을 하나하나 기쁨으로 바꿔왔습니다.
수습은 조금씩 진행되고 있지만,
마지막 한 사람이 집에 돌아올 때 까지 지진은 끝나지 않을 것 입니다.
잊혀져 가는 사람들과 함께 나아가는 구원기지입니다.


FMYYの番組を翻訳する二人は、左側のパソコン、ソウル女子大学 日語日文学科4年生と3年し鄭ジヨンと朴ヒョンジュです。(韓国語を日本語へ)
担当した番組は毎月第1土曜日6時半~7時「즐거운 잔소리 시간 」です。番組情報を参照してください。
この日のお昼は在日コリアン家庭料理「韓八食堂」に行きました。前日は長田の名物こなもん「お好み焼き屋」さんへ。今日は在日の味を楽しんでいただきました。

2017年2月から登場の韓国語番組!즐거운 잔소리 시간


2017년2월4일 첫토요일 저녁6시30분부터 7시까지
30분프로그램 「즐거운 잔소리 시간」‘이 시작됩니다!
이프로그램 담당하는 사람은 厳美鈴씨와 瀧澤秀樹씨입니다。
2017年2月4日第一土曜日夕方の6時半から7時までの30分間は「チュルゴウン チャンソリ シガン(楽しいおしゃべりの時間)」です。
この番組を担当するのは、厳美鈴さんと瀧澤秀樹さん。
在日コリアンにむけての韓国語番組とは少し違って、新しく韓国から日本に移住してきた新しい韓国人の人々むけの番組です。
楽しい韓国語のおしゃべりと似ていて違う韓国と日本について語ります。

***************ソウル女子大の日語日文学科の学生に番組を聴いてもらって日本語に訳してもらいました。パーソナリティの二人とは年代も時代も違う若い世代なのでかなり苦労したようです。

こんにちは~ ヒデキとミリョンの「チュルゴウン・チャンソリシガン」です!
今日は初放送ですが、韓国からいらっしゃった方々のためにこの放送を作りました。韓国からいらっしゃったかただと言うと1970年代、1980年代、そして、その以降にいらっしゃった方々、ニューカーマと言いますが、私もニューカーマですよ。韓国の放送を聞けば嬉しいなと思ってこう言う時間を作ればニューカーマ方達にも喜んでもらえるかなと思いこの放送を作りました。この放送はヒデキ先生と私ミリョンが担当しています。
私は2012年から2015年までヨボセヨと言うプログラムを担当しました。FMわぃわぃがラジオ放送からインターネット放送に変わりましたね。それで今回「チュルゴウンチャンソリシガン」を担当することになりました。

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「長田今昔ものがたり」第30話

第30話 皇室と須磨寺のいろいろ(閑話休題) 2017年2月4日放送

なにげなく使っていた「離宮道」、井上さんのお話をお聞きください。なんと天皇が通られる「天皇道」もあったのです。離宮公園に天皇のお住まい(武庫離宮)があったことは、うっすらとした知識の中にありました。加えて、地震などの天災のときの避難場所として須磨寺の特別室の存在がありました。須磨寺客殿の唐破風の玄関が片寄っているのは、その正面に参道よりの天皇道があったからと言われています(違う見方をしている人もおられるようですが)。須磨寺の正式名は「上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)」、毎月20日、21日は「お大師さん」でにぎわいます。文学碑も多いです。慶長の大地震(1596年)前までは12坊もあったとのこと。ゆっくりお寺を見学(お参り)ください。


30話 須磨寺・伽藍「客殿」は創建時に武庫離宮の避難所に指定

2月最初のワンコイン番組「旧正月・尹東柱などなど」

2017年2月4日土曜日12時からのワンコイン番組の参加者はパーソナリティ卓の左は朴明子さん、右は今井正さん、ミキサー卓は左が高松純一さん、右が松井夕華さんです。
さすがのFMYYの放送では、恵方・巻きずしが一番ではありませんでした。今年2017年の旧正月、中国語では「春節(簡体字では春节、繁体字では春節)」朝鮮語では「ソルラル(구정・설날)」ベトナム語では「テト(Tết 漢字では節)」のお話で花が咲きました。

そして2月16日の第二次世界大戦下の日本において治安維持法違反の嫌疑で逮捕され獄死した尹東柱について朴明子さんが語りました。

らの会わぃわぃ~多様な人々が生きるまち

毎月第1土曜日ワンコイン番組の終わった後の30分間は「らの会わぃわぃ」の時間です。長田の寅さんの歌にのっての本日のご出演は「くららべーかりー」そして「ネットワークながた」の石倉泰三さんです。

山吉市場の店舗が1995年の阪神・淡路大震災で被災。
しかしながら自分たちにできること「パンを焼くこと」が大きな転機になったというお話をしていただきました。焼きたてのパンの炊き出し!あったかいパンは人々の心に潤いを与えたそうです。
パンをもらった人からの「ありがとう」の一言とうれしそうな笑顔。それは通所のみなさんの心にも、時間はかかるけど確実にじんわりと伝わるものがあったようです。
パンでつなぐ人と人の輪は、らの会の「くららべーかりー」からどんどん大きくなっているようです。

2017年1月28日放送「YYJOURNAL~長田の視点」


1月28日毎月の第4土曜日2時~と同じ日の夕方6時半からの30分は、FMYYからの番組「YYJournal~長田の視点」の時間です。
本日の視点は「多様化する人々~あなたのすぐそばに」です。


出演は
★ブラジル国籍の日系ブラジル人(すでのこれが多様化!祖父の時代に日本からブラジルに移民した民族的には日本人)8歳の時に家族で来日した白川Elaineさん、
★祖父が沖縄からブラジルに移民した日系2世の父と日本人とブラジル人の間に生まれた母を持つ宮城(みやぐすく)Garcia・Gabriel・陽(あきら)さん、
★両親がアメリカに移住、自身はアメリカ合衆国マサチューセッツ州北東部Bostonで生まれ育ち、アメリカ国籍を持つHashimoto橋本Masaki昌樹さん。
★司会進行は、両親も自身も日本生まれ日本育ちの日本人大川妙子さん
そして4人とも神戸市に現在は居住している神戸人です。今回の使用言語は4人の共通語、日本語で進みます。

日本国籍でない3人も、日本国籍の1人も音声で聞く限り、全く問題のない日本語で話しています。しかし実は4人のうち3人は、母国語が日本語ではないのです。
外見や言葉だけでは分からない、それぞれの身分保障としてある旅券や在留資格は違う。それぞれのルーツについても、この短い時間の話を聴くだけで、それぞれの国での自分の立ち位置や感じ方、似ているようで、でも違う、一人ひとりの人間のバックグラウンドはそれぞれ違っている。一色で表すことは到底できない時代なんだとわかるのです。
そしまたそのことは国籍…という切り口でなくとも、すべての人は一人ひとり、それぞれに多様なものの時間の流れの中で今の自分が存在する、大切なかけがえのないOnlyOneの人間であるとFMYYは考えています。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。