第39回を迎えたわぃわぃキッズラジオ。
今月のテーマは、「阪神・淡路大震災から、もうすぐ25年」
キッズメンバーのお父さん、お母さんがこどもだったころに大きな被害があった阪神・淡路大震災。
いま小学生のキッズたちがどんなふうに毎年1月17日を迎えているのかをトークしました。
「未来・次世代へ」タグアーカイブ
教育や子育てに関連する、または子どもたちが出演する番組。
2019年12月7日ワンコイン番組FMYYは、どの番組でも1.17について語ります。
本日からのFMYYの番組は、2020年1月17日に25年を迎える「阪神・淡路大震災」についてそれぞれのいろんな思いをいろんな言葉でいろんな視点で語ります。
まずは「ワンコイン番組」では地域で、震災当事者として、遠隔地で、日本ではないところからの、いろんな立場でのお話をお届けします。
FMYYは、25年前のあの時、「差別されるもの」「排除されるもの」としての不安感をもった在日コリアンの「あの人を見つけたい」「あの人はどこにいる」「大丈夫ですか?」の声をラジオから発信するという思いもよらない発想から生まれた生まれたメディアです。
思わずその姿を隠してしまいがちになる人々への安心をお届けするための「FMヨボセヨ」という一粒。
そして、その一粒から情報の多言語化、言葉の壁を超えるためのに生まれたのが「FMユーメン」。
この長田の地場産業ケミカルシューズ産業が、国境を越えてきた人々の生きるための糧を提供する場であったことが大きな礎、そして心の支えになっていたカトリックたかとり教会の中に、震災後すぐに立ち上がった被災ベトナム人連絡協議会が中心となり、新たな「ふたば」、言葉の壁を越えるための多言語メディアとして生まれました。
そしてその2つが1995年7月一緒になり「FMYY」となりました。
それから25年を迎えようとしている今も、あの時被災地で避難所の中で見えた「このまちにあった社会的問題」そして確かにあった「助け合う心」。
その顕在化とそして知恵を寄せ集め、今よりもっと住みやすい、誰をも取り残さない、誰一人排除されないまちづくりとは何か?それを問い続け、その問いから生まれた「気づき」を広げていくためのお話が展開されていきます。
FMYYは、その語り継ぎのため、今までもそしてこれからもみんなの発信の場として存在していきます。
2019年11月の放課後ジュニアラジオ部!
今月の放課後ジュニアラジオ部
新コーナー
「第1回雑学王決定戦!」
中学生部員のみんなは最近のニュースをどれだけ知っているでしょうか?!
そして恒例の「部員クイズ」
部員同士がお互いについてよく知るキッカケになっていますね〜
そして、中学生が制作する稀少なラジオ番組ということで、朝日新聞さんの取材にも応じました。
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2019年11月のわぃわぃキッズラジオは1時間拡大版!
今月のわぃわぃキッズラジオは1時間拡大版です!
【まずは前半戦】
前半の30分は、いつものかわぃぃ小学生パーソナリティのトークです。
今日のトークテーマは、「最近のニュースについて」
- 台風や川の氾濫被害
- 沖縄の首里城の火災
- 消費税が10%にアップして
- 先生同士のいじめ問題
2019年11月9日「ワンコイン番組」龍谷大のゼミ生が参加。
本日は9月にも長田でのまち歩きをした龍谷大学松浦ゼミの6人が参加しました。
YouTubeの映像はただいま編集中。しばらく掲載はお待ちください。
飯田健太郎、石黒裕基、李欣桐、徳田修也、榎本隆宏、才木貴裕、の6人。
←左の写真松浦さと子先生
FMYYは上澤CREW、高松crew、金千秋。そしていつものように立命館大学の松本彩。
YouTubeは(現在限定公開のみ)少し編集してから掲載しますのでしばらくお待ちください。
2019年10月「YYJournal 長田の視点」~民主主義を守るとは?~
毎月1回のFMYYとしての社会的問題に対する発信をいろんな方の声と視点でお伝えします。
今月の担当はFMYY理事日比野純一。司会進行はFMYY金千秋。タイトルは「民主主義を守るとは?」
FMYYの求めるところも、すべての人が違いを持ちながらそれぞれが社会の一員としてその人権が等しく守られることです。それは阪神・淡路というすでに25年を迎えようとしている大震災での復興のまちづくりの活動の中で、実はこのまちには本当の意味での民主主義というものが、確立していないということに気がついたからです。
それからのまちづくりは、一人一人が日本国憲法に高らかに謳われている「すべての人々が自分に尊厳をもって生きていく」それができるまちを目指して、たくさんの人々と共に活動してきました。
そんな中で海外の人々との多くの繋がりが生まれ、2009年インドネシアでのコミュニティラジオの人々と出会いました。その後FMYYは海外担当の日比野純一理事が、JICAの草の根プロジェクトで、インドネシアの多くの仲間と出会う中で、彼らが自分たちの国インドネシアという国を、民主国家として維持していくためにたくさんの声を上げ、語り合い、その思いを多様な宗教・人種が共に住む中で紡いでいることを教えてもらいました。
その実情を最近のインドネシアでの民主運動の様子とともに、日比野純一に語ってもらいました。
日本は民主主義の国であり、表現の自由は担保されているはずではありますが、なぜかこの国の空気感は、近頃よく言われる日本独特の「忖度」という傾向であることはいなめません。
忖度は「相手の思いを推し量る、察する」という良い意味合いの言葉ではありますが、現在盛んに使われる意味は「周りを見て、大きな声の人、あるいは力の強そうな人の意見に自分を合わせていく。違和感があっても、間違っていると思ってもそれは飲み込んで、見ないふり、聞こえない振りをする」という意味で使われているのではないでしょうか?!
FMYYは社会にあるいろんな違和感、どうもおかしいということに声を上げていく、民主的な地域、まち、社会を作りたいと強く願い、声を上げてきたいと考えています。
これは、FMYYのその萌芽、阪神・淡路大震災の時、日本に住む定住歴の長い在日コリアンが、日本語、日本文化、日本の制度には問題なく対応できたにも関わらず、「避難所で出自を隠した」というその日本にある他者を排除する空気感を是正する活動の主軸であると考えるからです。