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関西学院大学山中速人研究室・エフエムわいわい共同制作番組 学生制作番組1「阪神・淡路大震災から25年〜多文化共生の街づくりは進んだか・その1

関西学院大学総合政策学部の学生たちが制作した番組です。
2020年1月17日には、阪神淡路大震災から25年目を迎えます。今の大学生のほとんどは、震災後生まれの世代です。
その震災を知らない若い世代が、大震災の記憶を受け継ぐことをテーマに、「阪神・淡路大震災25年」というシリーズ番組を制作しました。
学生たちは、大震災で被災した方々や支援に携わった方々、また、復興に努力してこられた市民や専門家に取材をし、さらに、それらの方々をスタジオにお招きして、お話を聴き、番組にまとめました。
今月は、学生たちが制作したそんな3つの番組を放送します。

今回は、「阪神・淡路大震災から25年〜多文化共生の街づくりは進んだか~」の第1回をお送りします。大震災の直撃を受けた神戸は、歴史的に多文化な人々が暮らしてきた街でした。大震災の中で、文化の背景や出身のことなる人々は、より困難な状況に直面しました。そこで、神戸の復興には、多文化な街づくりを進めることの必要性が叫ばれてきました。大震災から25年を迎える今、多文化な街づくりはどれだけ実現したのかを検証します。今回のゲストスピーカーは、神戸市長田で在日コリアンの教育文化活動に熱心に取り組む一般社団法人「神戸コリア教育文化センター 」代表の金シニョンさんです。
それでは、お聴きください。

2019年12月14日「ワンコイン番組」震災と日韓の繋がり!


FMYYの12月はやっぱり阪神・淡路大震災、そして震災についてのいろんな話が、参加者の一人一人から出てきます。

Crewの上澤君は1995年当時小学2年生、しかも北九州の小倉にいたということで、実際の記憶はありません。でも4年後神戸に戻ってきてやっぱり「しあわせ運べるように」という歌も知っています。ラジオ好きの上澤Crew!さすがに災害時のラジオからの情報についてよく知っています!!
かつ東日本大震災での東京での被災、帰宅困難の話をしてくれました。
また最近韓国2泊3日の旅行が続いています。国と国の関係は別にして、とても近い国のはず!の日本人と韓国人の感情、インターネットの世界の中での罵詈雑言が人の心をいかに傷つけるかについて話しました。
**K-POP韓国の女性アイドルグループアーティストKARA(カラ、카라)の元メンバー日本でのデビューの前にク・ハラさんの残念な自死の弔問で感じたこと。「ヨボセヨ」の一粒の種から始まったFMYY。上澤君の北と南の朝鮮半島に対する気持ち。

蔀さんは少し遅れての参加でした。少し風邪気味で、12月22日のクリスマスコンサートまでに完治することを願います。
彼女は全盲なので、逃げるにあたっても非常な困難が伴います。
まずは必要なもの(通帳・障碍者手帳などなど)を日常から用意しておくことという、しかしながら人間は喉元すぎれば熱さ忘れる!!ということも苦言も呈されました。

年齢の違う二人からの災害に対する気持ち「のど元過ぎれば~~~」が出てきたことは重く受け止めなくてはならないです。

2019年12月AWEPあんしんつうしん~AWEP主催第2回目の上映「夜間中学Ⅱ」

AWEP主催の「夜間中学Ⅱ」の第2回目の上映会。
ここでも「学ぶ権利」そして学ぶことで「自分自身に自信がつくこと」のお話をフィリピン出身の川口フォイさんがしてくださいました。

学ぶことの大切さ!知識を得るということだけではなく学ぶことで「人間の尊厳」が保たれるということを痛いほど感じるお話です。

 

一七市拡大版2019@鉄人広場 25回目の開催!

1995年阪神・淡路大震災が発災。その直後からパンの炊き出しを始めた「くららべーかりー」あったかい焼き立てのパン(プチパン)は、たくさんの被災者の方の心を癒しました。

あの時のいろんな人が人を「思いやる」姿。あちこちで見かけました。確かにあったあの「人が人としての素晴らしさ」それを体現する姿、それぞれの能力がまちの中でパズルのように重なり合っていることを実感しました。

その思いを体現するために実感するためのこの行事は25回目の開催を福祉作業所を中心に、地域・学校・企業様々な人々が共に実行委員会をつくり、実現しています。

FMYYでは音響とともに、司会は神戸市立須磨翔風高校放送部にお願いし、音響のお手伝いに多文化共生の実習のために京都外国語大学の学生に参加してもらっています。

これからの誰一人排除されない、誰もが住みやすい「まちづくり」の実現を願って!

2019年11月 YYJournal~長田の視点 YYニュースレター連携企画「表現の不自由」

2019年FMYYニュースレター連携企画「表現の不自由」11月は「メディアに対する違和感」
司会進行はFMYY金千秋、担当は宮川清・信子。


◆現在の日韓関係の冷え込みの発端
日韓請求権 個人補償をどう考えるか
2018年 韓国大法院は新日鉄住金が元徴用工に、損害賠償金の支払いを命じる。新日鉄住金は支払いに応じようとした。しかし日本政府は支払わないよう圧力をかける。
**ドイツは戦争中の強制動員の賠償として、7300億円を「個人」に支払。
1963年 原爆被害者のアメリカに対する個人の被害者救済の請求権を認めた。
1966年 国際人権規約が制定 個人の請求権が国際的に認められる。日本も遅れたが、1979年に批准は、している。
1991年 外務省の国会答弁:個人の請求権は消滅しない
2000年 鹿島建設と中国人元労働者との間で、(花岡事件)和解成立
2009年 西松建設は中国人元労働者に和解金支払い

◆上記の様々なニュース報道に関してのメディアの忖度
メディアとは、本来、権力への監視役でもある。
今のメディアは、記者クラブの制度で政府の広報機関に成り下がっている。
愛国的ジャーナリストが政府発表をそのまま記事にする。
反愛国的な話題を取材するジャーナリストはSNSで叩かれる。
スポンサーの顔色を伺いながらの報道                      伝えるべきものを伝えない。                          伝えるべき時に、芸能スキャンダルなどを大きく取り上げ、伝え方をはぐらかす。  ジャーナリスト魂はどこに消えたのか?

◆国際基準からの遅れ
国連人権理事会から、40もの指摘を受けながら、日本政府は聞き流し。
**国連の人権専門家、報道の独立性に対する重大な脅威を警告** 
ヘイトスピーチ対策
従軍慰安婦問題
外国人技能実習生
女性の地位(世界経済フォーラム(WEF)の2018年版「ジェンダー・ギャップ(男女格差)・レポート」で、日本は149カ国中110位だった。G7諸国で断トツ最下位は変わらない。)
食の安全・・・ヨーロッパでどんどんしよう禁止になっている農薬が、アメリカの圧力で逆に基準を緩め日本へ流入。モンサントの不自然な食べ物

◆歴史に対する考察の欠如
天皇も含めた戦争責任を、問わないまま。
中国侵略、台湾・朝鮮半島植民地化の是非はスルーしたまま。
東北大震災時の原発事故の責任追及はスルー。東電刑事裁判無罪判決
東西冷戦後の世界平和への考察全くなし。
アメリカの言いなり:南西諸島の軍事基地化。

2019年11月16日「ゆうかりに乾杯!」今回は第3土曜日に生配信!

2019年11月放送のゆうかりに乾杯は、通常の第4週ではなく、第3週の11月16日でした。
ゲストは、社会福祉法人 三田屋治療教育院 明石市立あおぞら園・きらきら 副施設長で児童発達支援管理責任者の服部記昌さん、及び(株)ソワサポート代表 浅原奈緒子さん でした。

服部さんは、現在未就学児の子どもさんの支援施設に勤務されていますが、成人の施設、高齢者福祉施設などにも勤務された経験があります。
しかし福祉施設就職前は、障がいのある人に対しては「汚い」「気持ち悪い」「こわい」という偏見を持っていました。
しかし成人の障害者支援施設ゼノの村での仕事の協同体験を通じ、一人の「人」として仲間としてやっていけること、そして全く違う世界を見ることができたことで、人は変われることを実感し、啓発的取り組みをしたいと思うようになりました。
2009年には貧困について知りたいと思い、カンボジアスタディツアーに参加し、帰国後仲間を集めカンボジア支援を開始しました。2013年にはNPO法人スロラニュ(愛する)プロジェクト設立し、毎年歯科医、モンテッソーリアン、救急救命士などの専門家とカンボジア支援を続けています。
現在取り組んでいるのは、「障害理解の啓発映像シネアド上映プロジェクト」で、障害理解支援を映画館で、そしてクラウドファンディングで行うという服部さんの発想がとても素晴らしいと思いました。

浅原さんは、児童発達支援事業所(3)、放課後等デーサービス(3)、相談支援事業所(1)の7か所を運営するとともに、障がいを理解し、共に過ごすための方法を提案するなどの活動にも取り組んでおり。「こどもサポートcuore」(https://www.kodomocuore.com/)では、乳幼児期の特別支援教育・療育についてというテーマで、全11回の講演動画を公開しています。
浅原さんは、スロラニュプロジェクトにも参加し、発達障がい児の支援もされています。
障がいのある方に対する服部さん、浅原さんの様々な取り組みを伺い、何らかの形で少しでもお役に立てることがないか考えさせられました。
放送音声及び文書化した放送概要は、近日中に「ゆうかりに乾杯!」の下記URLで、ご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/


この番組はFMYYのyoutubeチャンネルでライブ配信されました
FMわぃわぃのホームページ、ポッドキャストでもご視聴いただけます。