「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

らの会byねネットワーク長田~カンボジア事業と丹波での事業

今日に「らの会byネットワーク長田」はくららべーかりーのネットワークの事務所とクララのお店にお邪魔してきました。事務所には松竹の女優さんたちの大型カレンダーがあり、障がい者事業所と映画会社との繋がり~~という異業種交流を実感いたしました。
また理事長の石倉さんは、カンボジアとの奇跡のような出会いをお持ちで、スラロニュプロジェクトについても熱く語っていただきました。
この事務所になくてはならない西山さんは4月から丹波、市島での新しい事業所立ち上げに出発するそうで、ネットワークの輪は広く広くなっていきます。

くららべーかりーの仲間は今日も元気です。パンもしっかり買わせていただきました。
くららでの写真の笑顔は「バタ~~~~」だそうです。これは長田の寅さんならではの発想。「フーテンの寅」はいつも「バタ~~」なんだそうです!!

「長田今昔ものがたり」第84話

第84話 たかとり教会に集う人々 2018年2月17日放送

たかとり教会は1927年の創設で、もう90年。ワダカンは震災の年からFMわぃわぃの放送スタッフでお世話になっており、23年。ご縁とは不思議なものである。23年続けている「震災定点観測」にも「海運町」の撮影スポットがある。野田北部とその近隣の住民の方とも知り合いになっている。いつも掃除の川福さん、画家でもある高木さん、ちょっとバーのバーテン大見さん、楽しい時間を過ごさせもらった。コミュニティーのパワーがすばらしい地域であり、勉強もさせてもらった。毎年1月17日に「震災の追悼行事」を新長田駅前広場でつづけているが、発祥は「たかとり」であり、感謝の言葉をささげたい。


84話 たかとり教会のある海運町(2018年1月8日定点撮影)

2月の「南の風~奄美編」 奄美ふゆ旅

今年も〈奄美ふゆ旅〉に行ってきました(1996年から始めて今回で連続23回目)。今回は、同行者が三人。小説家・高木敏克氏、哲学者・北岡武司氏。そして俳人・亘余世夫氏です。みなさん「団塊の世代」。元気の塊のようなひとたちです。

旅も「団塊ツアー」と呼びたくなるような内容でした。ナビゲートするわたしがたじたじとなる場面も。さて、今回の番組は、沖永良部島・徳之島・奄美大島をめぐった旅の報告や感想をもとに構成しました。


徳之島・亀津での語り合い。徳之島の人たちは熱く、かつ繊細な感情の持ち主が多い

語り/01

まず語り始めは、変わりつつある奄美・シマウタと、詩の世界についてです。奄美に毎年通いつめていると、島で会う人がすこしずつ変わっていくものです。その変遷をシマウタと詩の世界に限って語りました。まずシマウタの世界。去年、築地俊造さんがおなくなりになられて、その存在の大きさをあらためて知ることになります。さらに追い討ちをかけるように、坪山豊さんも療養されているとのこと。このお二人のシマウタを聴くことができないなんて、これほど大きなショックはありません。

また詩の世界では、藤井令一さんが去年亡くなったこともいまだ心の整理ができていない状態です。奄美大島には仲川文子さんというすばらしい詩人がいらっしゃるので、まだ安心ですが、隆盛をきわめた奄美の詩の世界も、一時に比べて寂しくなりました。

ただ、シマウタも詩の世界も、いずれ、次世代のウタシャ、表現者が活躍することになるでしょうから、それまですこし待っていましょう(シマウタの世界では、若手・中堅は活躍しています)。

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第11回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

JR六甲道駅から東へ5分程歩いた所に、成徳地域福祉センターがあります。そこで、1月28日(日)13:30開場、14:00開演、神戸大学落語研究会主催の「新春寄席」が行われていました。

雪のちらつく寒い日でしたが、大勢の方が集まって、笑顔の花が咲いていました。

主催された神戸大学落語研究会53代会長、可愛家かるきさんこと、杉本明穂さんにインタビューさせていただきましたので、その模様をお伝えいたします。

全て手作りで開かれている新春寄席。
手書きの寄せ文字で作られたプログラム。
会場の雰囲気を盛り上げるお囃子の演奏。

演者の皆さんは初心者で、大学入学後から落語を始められたとは思えないほど、声の抑揚・間の取り方も絶妙! 観客の皆さんは、落語の世界に引き込まれていました。

たくさんの方に笑ってほしいと、出張寄席もされていますので、是非、神戸大学落語研究会のホームページをご覧下さい。

「笑う門には福来たる」
これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

2月17日のワンコイン番組。「西條遊児さん追悼」

2018年2月12日(月/祝)急逝された西條遊児さんのFMわぃわぃでご担当いただいたたくさんの番組の中から、くしくも17日のワンコイン番組と言いうことで、「大震災を語り継ぐ~未来に生きる子どものために」の中から、一部放送いたします。この番組の企画をご相談し、番組の進行役をお願いしたところ、『それこそFMYYのやれることや。喜んで手伝わせてもらいます』と本当に心から喜んでいただきました。西條さんにとっても思いの深い企画・番組だったと自負しております。

1995年9月26日教会の神父がめっちゃ面白いことしてる~~ということで初めて取材にこられた時の写真。@カトリックたかとり教会で一か所だけ焼け残った司祭館にて。

2015年1月6日放送「大震災を語り継ぐ~未来に生きる子どもたちのために」。震災20年を迎え、ゲスト神田神父。

2014年9月7日放送「大震災を語り継ぐ~未来に生きる子どもたちのために」。大槌での臨時災害FM支援、ゲストFMわぃわぃcrew濱野和美さん。

今のところ最少年齢の出演者だと思われます。48分あたりに確かに彼のコメントが入っています。4年前の独身時代の西條さんとのツーショット。そして4年後の息子とのツーショットです。
記憶と格納する、記録するFMわぃわぃです。

「長田今昔ものがたり」第83話

第83話 長田と須磨の石仏文化財 2018年2月10日放送

井上さんによれば、石仏・石塔・石造物などの石造美術や、信仰の対象となる仏像などは、分類され、研究対象にもなっている。長田神社にある石塔(灯篭)は鎌倉時代のものらしい。西神戸に多かったお地蔵さんも、震災のせいもあって少なくなり、行き場のない地蔵さんは須磨寺に預けられたりしている。地蔵盆を続けたい方もいて、「レンタル地蔵」なんかも聞いたりする。五輪の塔は長田には少ないが、なぜか須磨に多い。1295年の石灯籠が赤灯台の西の「坂本邸」にあったのだが、そこはレストランになってしまった。須磨寺では保存がよく、一三重の石の塔をいまも見ることができる。文化財として大切にしてゆきたいものである。


83話 石仏文化財、須磨寺十三重塔(兵庫県指定重要文化財)
鎌倉時代の石造の特徴をよく表し、塔の最上部の小さな突起の水煙は珍しい。鎌倉後期嘉暦2年(1327)礎石に「嘉暦二丁卯七月□日」の刻銘があり、下部には薬研彫の梵字が施されている。この塔は藤田伝三郎(男爵)が奈良方面より須磨の別荘に安置されていた。そして川﨑家に渡り、須磨寺に寄進された。


長田神社、石燈籠(鎌倉時代、兵庫県指定重要文化財)
近年・問い合わせなど全くないと言う。