「1.17KOBEに灯りをinながた」会場での放送内容

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2017年1月17日火曜日の会場で、そして遠隔地でもFMわぃわぃの音声放送、実況中継の映像配信を、聴くこと、見ること、聴くことが可能です。
会場内に11日だけのミニ
いつものようにインターネット放送にアクセスしてください。(初めての方はFMわぃわぃホームページの「インターネット放送の聴き方」 参照ください)
会場内ではミニFMを立ち上げますので、ラジオでも聴くことができます。映像の配信は17時~19時です。これはFMわぃわぃのホームページトップ画面で見ることが来ます。
☆12時~13時 2016年12月24日土曜日「ワンコイン番組」再放送
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出演:觜本郁、だるま森+えり子、高松純一、大川妙子、金千秋
2016年度最後のワンコインラジオでした。NPO法人神戸の冬は支える会の”神戸越年越冬活動”をじっくり聞かせて頂きました。神戸越年越冬活動とは1995年の阪神・淡路大震災の年に宿泊用のテントを張り「冬の家」として被災者を支援していた事から発足した活動です。その被災者とは失業等で家を失い野宿を余儀なくされている人達、ホームレスの方を支援する活動であり、1995年から22年続いている活動です。
今年(2016年~2017年間)の活動は2016/12/28(水)~2017/1/5(木)までの期間の活動、9日間で6つの団体が参加し毎日違ったメニューの炊き出しが行われます。これまでに21回行われてきた神戸越年越冬についての觜本さんの話の中ですごく興味深く感じた世間の動向の話がありました。”阪神・淡路大震災で家を失い、公園や避難所での生活をしている人を支援するための活動が多く行われる中、震災前から家の無かったホームレスの人が、その被災者からあるいは行政からも、ホームレスだという事で差別された”と言うことです。震災における支援活動と言うのは震災で住居を無くした人を支えるための支援活動であり、元から家の無い人には保護を受ける権利はないと思う人もいたらしく、先住者であったホームレスの人が公園から追い出されたなど理不尽な扱いを受けていたとのことでした。社会にある問題解決には気づくこと、気づいた人が動くこと、それを広げることが必要だということを実感できるお話です。
☆13時~14時 2017年1月7日土曜日「ワンコイン番組」再放送


出演:朴明子、和田幹司、今井正、大川妙子
2017年最初の番組は、開港150周年を迎える神戸港の話題からスタート。コーヒーも映画も、日本になかったものが港からどんどん入って来ました。そんな神戸港は、震災前は世界第2位の国際港でした。神戸港の開港から復興の努力をしている現在までを語りました。神戸にとって港は大切な存在と気付きます。
年が明ければまちはもうすぐ「1・17」の雰囲気に包まれます。パーソナリティそれぞれが震災当時の体験を振り返り、地域では災害をどのように語り、発信し続けてきたかを話し合います。
今年は酉年!にわとりダジャレの年賀状など神戸らしい年明けトークで近況を語り合います。ミョンジャさんはKOBE観光特使となったエピソードを紹介。神戸大好き、神戸の良さを発信します。
神戸朝鮮高校の生徒による韓国伝統楽器「カヤグン」コンサート、美術部展覧会のお知らせ。
話題は神戸の新スポット紹介に移り、これからできる資料館や朝鮮通信使が寄港した兵庫津(ひょうごのつ)の話題へ。最後は災害時の朝鮮人差別について。神戸では、外国人に対して普通に隣り人としてみていて外国人という見方はないと感じます。一緒に共存している長田みたいなまちがある!
☆14時~15時 2017年1月14日土曜日「ワンコイン番組」再放送


出演:蔀より子、松井祐夕華、浦川泰幸(ABCアナウンサー)、神田裕、金千秋
今回のテーマは「語り継ぎ、知恵を紡ぐ」。
熊本地震のその後について、木の温かみある仮設住宅などの熊本被災地の特徴、阪神・淡路大震災からどんな知恵が引き継がれていたかを紹介。益城町の臨時災害FMなどに放送サポートをしているFMわぃわぃ。
南阿蘇など熊本の他の地域でも臨時災害FMがほしいという声が上がっています。
1995年の阪神・淡路大震災で誕生したFMわぃわぃの経緯、震災から22年、”時の流れに身を任せて”出会いがあり、その集大成として今があると振り返ります。「違いが元気、子供が元気、鷹取元気」のキャッチフレーズの意味を紹介します。
視覚障害で悩み引きこもった10年、「一歩踏み出そう」との想いを込めてつくった曲。障害を持つ前の自分自身の偏見について、健常者であったらボランティアなどしなかったのではないかとの振り返り。
震災当時の障害があるがゆえの困難。障害者、外国人、高齢者、誰だって声をかけてもらったら安心します。
近所にどんな人が住んでいるかを確認し、声掛けをしましょう!とこれからの安全安心なまちづくりへの提言で締めくくります。
☆15時~15時30分 2016年12月24日土曜日「らの会わぃわぃbyネットワークながた」

dsc_3557誰もが地域の一員であることを実感するための22年の歩み。ネットワークながたの石倉悦子、石倉愛、NPO法人ウィズアス 黒田夕起子
☆15時30分~16時 2016年1月14日土曜日「わぃわぃキッズラジオ」再放送


IMG_5003テーマは「トランプ大統領について&阪神淡路大震災の追悼集会について話そう」出演は神戸市立明親小学校5年生6人と幼稚園生1人、大人サポーター2人です。それぞれが子どもながら言葉を選び、今までの体験や思ってきたこと、感じてきたこと、伝えたいことを、飾らずに、純粋に語り合っています。
■前半は「トランプ大統領について」

新しいアメリカの大統領についてそれぞれの印象を伝え合い、メディアから得る情報で感じている多くの不安や憤り、そして逆に、彼に期待できそうなことはないかと探し合いました。

■「阪神淡路大震災の追悼集会について」
明親小学校で、毎年1月17日にどんな追悼集会や事前学習が行われているかを思い出し、なぜ学習するのか?参加していいな!と思うことと、反対にイヤだな!と感じていることを、ありのままに語り合っています。
クラスごとの事前学習で「しあわせ運べるように」の歌詞について深く学んだことを思い出し、今も心に残っている想いを語っていました。
最後には、実際に被災した人に送りたい気持ちを、思いやりと優しさにあふれる言葉で伝えてくれました。
限りない想像力で、辛さに寄り添い、励ましの気持ちを送ってくれるこどもたちの言葉は、あの時から22年を経てもなお、痛みの残るその時間を生きてきた大人たちの心と身体に染み入るようでした。
今回の子どもたちの放送に関しては、事前に神戸市立明親小学校の担任の先生や防災担当の先生にもご協力いただきました。
☆16時~17時 2016年11月19日土曜日「まちはいイキイキきらめき講座第1回地域の多文化を掘り返す~課題と可能性について」
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出演:日比野純一、金千秋
☆ 17時~19時15分 「関西学院大学総合政策学部山中速人研究室によるユーストリーム配信」
☆19時15分~19時30分 「Voice of Fukushima」
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☆19時30分~19時45分 「長田今昔物語~千夜一夜」ファイル_003
☆19時45分~20時 「だるま森+えりこのデモクラティックフラワーズ」だるま森2

2017年1月14日ワンコイン番組

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2017年1月14日土曜日ワンコイン番組
出演:神田裕、蔀より子、松井夕華(学生ボランティア・神戸学院大学3年)、浦川泰幸(ABCアナウンサー)金千秋

学生ボランティアの松井さんは震災後に生まれた世代です。今回のテーマは「語り継ぎ、知恵を紡ぐ」。

まずはしとみさんが震災から10年後に作ったCD「灯り」の中から「1・17~あれから10年~」の歌を紹介。

つづいて熊本地震の話題へ。
熊本出身のうらかわアナウンサー、被災地を訪問してきた金さん、神田さんから木の温かみある仮設住宅などの熊本被災地の特徴、
阪神・淡路大震災からどんな知恵が引き継がれていたかを紹介。益城町の臨時災害FMなどに放送サポートをしているFMわぃわぃ。南阿蘇など熊本の他の地域でも臨時災害FMがほしいという声が上がっています。

1995年の阪神・淡路大震災で誕生したFMわぃわぃの経緯について神田さんが語りました。
震災から22年、”時の流れに身を任せて”出会いがあり、その集大成として今があると振り返ります。
「違いが元気、子供が元気、鷹取元気」のキャッチフレーズの意味を紹介します。
IMG_1517続いて、視覚障害で悩み引きこもった10年を乗り越えたしとみさんから
「一歩踏み出そう」との想いを込めてつくった曲を紹介。
障害を持つ前は偏見を持っていたから悩んだのではないか、自分がずっと健常者であったらボランティアなどしなかったのではないかと振り返ります。
震災当時は障害があるがゆえに困ったこともありました。家から外に出始めてから色んな出会いや嬉しいこともあり
自ら発信しようと思ったきっかけを語ります。
生きていれば誰かに出会うかもしれないし、何かに気付くかもしれない。立ち止まったり、振り返ったりするのもいい。諦めずにちょっと前に進んでみる、声に出してみることが大事です。
誰かが見てくれている。一人じゃない。障害者、外国人、高齢者、誰だって声をかけてもらったら安心します。
近所にどんな人が住んでいるかを確認し、声掛けをしましょう!

FMわぃわぃの「1,17」に寄せる思いを頂きました。

FMわぃわぃへのメッセージ

「阪神・淡路大震災」から22年が経ちました。最初は復興、やがて語り継ぎという言葉を良く耳にします。私は東京に住んでいますが、震災以降、毎年のように長田を訪れます。語り継ぎは今でも全国でいろいろな形で行なわれています。
ところが最近、この言葉と併せてちょっと奇妙な日本語を良く耳にします。「復興災害」という言葉です。
変な日本語なんですね。「復興」、災害以前の状態に戻そうという意味を持ちますけど、ここに「わざわい」と言う言葉がくっつく。どういうコト(意味)かなと思って長田の方々とお話をしているとその様子がよくわかります。
建物は立派になりました。道もきれいに鋪装されています。外見上はもう復興がすべて終わったかのように見えるんですけど、しかしそこの中に住んでいる人たちの思いというのは、まだまだ復興「途上」なんですね。
(FM)わぃわぃはこの20年間、そうした人たちの思いをうまくくみ取って、そして少しでもそのコミュニティをいい形に結びつけよう、あるいは元に戻そうという努力をしてこられた。これからもそういう活動をわぃわぃはずっとして行くのだと思います。
ですから、今日のこの「1・17」のイベントもそうですが、わぃわぃの取組みは、まさに目には見えない、だけどとても大事なコミュニティというものをいかに形成していくか、これが、わぃわぃがこれまで果たしてきた役割であって、これからも取り組んでいかなければならない大きな目標じゃないかなと私は思います。     岡田芳宏

長くFMわぃわぃに関わり続けてくださっている会員のお一人からのメッセージでした。FMわぃわぃは一人一人の「このまちを、この地域を、この国を、この世界をよりよくしたい」と思う方々の声をお届けしています。あなたも私たちの仲間になりませんか?今、この世界は声の大きな人のものになろうとしています!今が踏ん張り時です。
小さな声を繋ぎつなぎ、集め集め、幸せのかたちを一緒に作っていきませんか!!FMわぃわぃはいつでもあなたをお待ちしています。

**会員募集アクセス キムチ・アキ⑤

2017年1月17日「1.17KOBEに灯りをinながた」FMわぃわぃの放送

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今年も1月17日はJR・神戸市営地下鉄新長田駅前の「1.17KOBEに灯りをinながた」会場には、FMわぃわぃのテントブースがあります。
インターネットメディアになったFMわぃわぃではありますが、自らが考え、自らが実行している様々な人々の発信を古くて新しい方法で配信します。会場内に11日だけのミニ
1、11:55 たかとりコミュニティセンター内FMわぃわぃスタジオからインターネット放送で番組配信。
2、JR・地下鉄新長田駅会場のFMわぃわぃサテライトスタジオで、00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)に参加しているdocomoの協力ででFMわぃわぃの番組を受信。その音声を関西学院大学山中速人研究室の協力をいただきトランスミッターで会場内におけるミニFMでの配信を行う予定です。
3、つまり会場内ではFMわぃわぃの放送をインターネットメディアとしてスマートフォンやタブレットでアプリを通じて今まで通りお聞きになることも、ラジオを持参いただき当日掲示している周波数に合わせていただくとラジオでもお聞きになることができます。CIMG3264
4.16時45分あたりからFMわぃわぃのサテライトスタジオに設置しているユーストリーム配信機材により、映像配信も行います。17時からの会場内での追悼のステージの様子を、FMわぃわぃホームJページにて映像でご覧になることができます。また音声は、インターネット放送としても、トランスミッターにより会場内ではラジオでその音声をお聞きになることができます。CIMG3267
5.会場に実際においでいただき、体感していただく!また遠隔地においても映像で音声で、神戸長田から始まった、市民からの発信を見ていただくことも聞いていただくことも可能となります。
ぜひお近くの方は、ラジオ持参でおいでくださいませ。
22年目の2017年1月17日は、JR新長田すぐ近くで始まった、市民からのそして情報の受け取りにくい外国人民に、共に住まいする住民としての等しい権利確保から始まったFMわぃわぃの生まれた意味を、今一度共にしたいと考えました。これらの実現については、多くの方々のご協力が積み重なり、一歩ずつ実現への道が開けました。
このことこそが、神戸長田が、世界のみなさまに「住みやすい、住み続けたいまちを創る」力だとお伝えしたい礎ではないかと考えております。

「長田今昔ものがたり」第26話

第26話 村の名所・町の名所 2017年1月7日放送

お話は江戸時代に入っています。3代家光が、「物見遊山はするな」というお触れ書をだしたりし、質素倹約を勧めます。それでも小旅行は庶民の楽しみでした。1667年の記録が残っています。西国街道を須磨から東へ、真野の継橋、源平勇士の碑、和田の笠松、遠矢浜などを楽しみます。1680年の福原鬢鏡(びんかがみ)兵庫から須磨寺への旅が記されています。経ヶ島、真光寺、清盛塚、福原内裏、真野の継橋、二葉の松、忠度塚などがでてきます。これらの旧蹟は、いまも記念碑的なものが残り、よすがを留めています。東尻池の「匂の梅」もいま、修復中です。


26話 匂の梅(東尻池郷土館)

2017年1月7日土曜日今年最初のワンコイン番組

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2017年1月7日
出演:朴明子、和田幹司、今井正、大川妙子

2017年最初の番組は、開港150周年を迎える神戸港の話題からスタート。
コーヒーも映画も、日本になかったものが港からどんどん入って来ました。
そんな神戸港は、震災前は世界第2位の国際港でした。
神戸港の開港から復興の努力をしている現在までを語りました。
神戸にとって港は大切な存在と気付きます。

年が明ければまちはもうすぐ「1・17」の雰囲気に包まれます。
パーソナリティそれぞれが震災当時の体験を振り返り、
地域では災害をどのように語り、発信し続けてきたかを話し合います。

今年は酉年!にわとりダジャレの年賀状など神戸らしい年明けトークで近況を語り合います。
ミョンジャさんはKOBE観光特使となったエピソードを紹介。
神戸大好き、神戸の良さを発信します。
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神戸朝鮮高校の生徒による
韓国伝統楽器「カヤグン」コンサート、美術部展覧会のお知らせ。

話題は神戸の新スポット紹介に移り、これからできる資料館や
朝鮮通信使が寄港した兵庫津(ひょうごのつ)の話題へ。

最後は災害時の朝鮮人差別について。
神戸では、外国人に対して普通に隣り人としてみていて外国人という見方はないと感じます。
一緒に共存している長田みたいなまちがある!
リポート 橋爪明日香

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。