「ワンコイン番組」カテゴリーアーカイブ

2021年7月10日「ワンコイン番組」たかとりコミュニティセンター実習のリポート~関西国際大学の実習生の声。

関西国際大学保健医療学部看護学科の学生が4人、伊藤尚子教授の引率でたかとりコミュニティセンターで様々な取り組みを実習、その感想を報告してもらいました。
・情報難民になりやすい外国人に対し必要な情報を伝えるためにある活動であると学びました。今起きている問題を知り、自分の強みは何か、どのようにそれを使っていけるか、自分にできることを行動に移していきたいと思いました。
・情報を発信する大切さを学びました。学生の間に何かあれば支援できる人として動き、看護師になって何かあれば支援する人として動きたいと思いました。
・ あらゆる災害の場面で、看護職として自分のできることをきちんと人に伝えることが必要であると学びました。看護学を学ぶうえで得た知識や技術は必ず自分を守ることや周囲の人を守ることに繋がります。より多くの人が守られるためには各個人が持てるものを出し合い、協力することが重要であると思いました。

・地域に住む外国人に対するメディアとしてラジオという方法で情報発信して外国人への支援をしているということ学びました。また看護という目線から今自分たちのできることが少しづつでも何か情報提供としてできることがあればしていきたいと思います。

2021年7月3日「ワンコイン番組」情報満載で朴明子さん参加!

久しぶりの朴明子さんの参加です。
2回目のワクチン接種を終えて2週間後。ようやく少し安心して外出ができるようになったそうです。

ユニークな手作りマスクやおしゃれのお話で始まった朴明子さんのお話は、マウスシールドでの登場でした。
コロナ感染における緊急事態宣言など、「ひとり一人による自粛」という自己管理にゆだねられることで、いろんな人々が心に大きな負担を負っていることが、朴明子さんのように活動的な方でも、演劇鑑賞、映画館へ足を運ぶなどを「自粛」したことが大きな心の負担であると思います。そしてみょんじゃさんの自宅から見える、ハーバーの夜景が夜8時になると真っ暗であったのが、やっと最近ホテルオークラ神戸にも宿泊者の窓に灯が入るようになったこともp伝え頂きました。
やっと映画館に映画を見に行った、美術館での大作を堪能してきた、そして存続を危ぶまれたCHICHEN GEORGEでのライブを堪能し、女声合唱団の演奏会にも出かけたというお話をしていただきました。
また日本国籍保有者にゆだねられた県知事選挙、政治に参加する大きな権利を是非行使してほしいとのお話を最後に話されました。

これはFMYYも音響で参加した「ひょうごん」主催6月29日のネット配信「兵庫県知事候補予定者4人の公開討論会」を以下のサイトでじっくりご覧になり、期日前投票、7月18日の当日選挙にお越しください。共にこの地域に住まいする選挙権のない外国籍住民、そして18歳以下の人たちのためにも!
6月29日火曜日の知事立候補予定者による公開討論会。以下のサイトで視聴可能。

2021年6月26日「ワンコイン番組」12時からの市民の語り場。


本日は「認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸」代表田村順子さんと「自由演劇倶楽部えん」の代表朝倉有子さんがご参加。

阪神・淡路大震災からの市民の場としての拠点公園というものにこだわり、社会問題解決の事業を行ってきた田村さんと自分のいろんな力を試されているチャレンジャー朝倉さん。
朝倉さんは2020年1月にそのチャランジャーとして「シニアタレント」に応募。タレントとしての道を歩み始められました。
二人の接点は、「いきがい仕事サポートセンター神戸 愛称ワラビー」そこでの「円」「縁」で繋がり、なんと朝倉さんは、田村さんの『劇団作ったら⁈』の一言で2021年1月に「自由演劇倶楽部えん」を立ちあげられました。
そしてこの秋FMYYで、コロナ禍の中での小さな出来事を「朗読劇」として発信します。
ご期待ください!!
公園というのも多様な人々が行き交う「場」、FMYYは多様な人々の日々の思いの声が行き交う「場」、これもまた「えん」だとお二人のお話で実感したその思いをみなさまにも共有していただきます。

2021年3月27日「ワンコイン番組」朴明子さん~歌や音楽が伝えるもの

3月27日ワンコイン番組の参加者 朴明子さん。
司会進行はFMYY金千秋。

『FMYYからのお知らせ』
・2月14日の東日本での福島県沖地震で破被災したFMあおぞらへの募金。ご協力に対しての感謝と共にいったん終了のご連絡。

・FMYYでのMyanmar市民の人権擁護に対して「アート」と「トーク(発信)」で意見表明する。

・3月27日グランドオープン新長田アスタ5番館ウェルネスロードにKUNIZUKA TAQ(タック)オープン

今日のお題は「歌や音楽が伝えるもの♪」

最初に朴明子さんの番組を楽しみにされている方々からのいろんなお手紙やご連絡の紹介。

1)今戦いが繰り広げられている「第93回選抜高等学校野球大会」出場校「京都国際高等学校」の校歌のお話。
この学校は韓国系学校が発祥で創立の1947年以来、韓国語の校歌を生徒たちが一貫して歌い続けているそうです。外国人系の民族学校をルーツとする学校としては史上初めて高野連への加盟が認められた後、全国でも激戦区の近畿地区高等学校野球大会で昨秋ベスト4の好成績を残したことが大きく評価され、センバツ出場校に選出。5日目の3月24日、第2試合で組まれた柴田(宮城)―京都国際(京都)の一戦で、京都国際が勝利。
勝利校の校歌斉唱では、京都国際の韓国語の校歌が斉唱されたお話。
2)中国映画の挿入歌が韓国民謡「半月」だったお話。そして朴明子さんのハーモニカで演奏。
3)素晴らしい短歌紹介
・朝日歌壇で目についた短歌
馬場あき子選
「スペイン風邪を生きぬきし詩人を福岡の獄で死なせた治安維持法 」
一応作者も書いておきます。紺谷延子さん
・数年前に兵庫県小野市短歌フォーラムに応募し入選した私の短歌
選者が馬場あき子さんだった!
「お雑煮もトック(朝鮮半島の雑煮)並ぶ祝い膳日本に生きるコリアンなれば」
短歌は数える程しか作ったことなかったのに・・・😅
などなど文化・アートは人々を繋いでいくとても春のひと時の素晴らしいお話でした。

2021年3月20日春分の日「ワンコイン番組」ひさしぶりに今ちゃん参加。

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2021年3月20日は24節気の春分の日。
太陽の周りを地球が一周する360度を1年とし、15度ずつに分けで1節気とした24節気という季節を表す言葉です。
2021年3月20日は今年の春分。
地球の赤道を延長した天の赤道と太陽の通り道の黄道がちょうど交差したところが黄径0度。
春分とは、太陽がちょうど黄径0度(春分点)に到達した瞬間のこと。つまり1年の始まりとも言えます。

世間では9月を学校の始まりとするということが、姦しく話されていますが、FMYY金としては、(これは日本に生まれ育った感覚ですが)サクラの花咲く、そして昔からの宇宙、天体的な考え方としては、これを始まりとするというのがよいのではないか…という積年の思いが実証されて用に思いました。

さてコロナで自粛自粛していた「ワンコイン番組」もそろそろ始動です。(啓蟄に合わせたように…)

今ちゃんこと今井正さんが春分の日に合わせたようにご参加です。
お話は「振り返りの大切さ」です。

前進も重要ですが、ふと立ち止まり、「振り返る」の大切さを話してくれました。
それは「1.17」阪神・淡路の震災を振り返る、「311」を振り返る、ということだけでなく、コロナの時代に今まであたり前のように享受していた「出会い」「語り合い」「肩を抱き合う」ということの大切さ、見過ごしていた、見えなかったこと、見ようとしなかったことを「振り返る」ということの大切さを、今ちゃんの経験と重ねて語りました。

あなたも一度「当たり前」であった事々、などなど、このコロナの時代だからこそ、ゆっくりと思いめぐらしてみてはいかがでしょう。そしてぜひいろんなご意見をFMYYまでお届けいただけたら、幸いです。
FMYYはいつでも、まちに住まいするひとり一人の思いをお待ちしています。