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防災、被災地支援に関連した番組

2025年10月25日「らの会わぃわぃbyネットワークながた」お詫び:今回は音声収録に失敗。画像のみの配信です。再編集して後日配信いたします。


震災30年を迎え、現在のくららべーかりー、ネットワークながたの石倉泰三氏のあり方、生き方の原点を探るという内容でした。
現在新長田南地域一帯で開催中(2025年10月18日から11月3日)の「下町芸術祭2025」前夜祭@駒が林公園(2025年10月17日)に、長田の寅さんのコスチュームで石倉泰三さんも参加しました。
会場には焚き火が赤々と燃やされておりそれを見ながら、思ったことを語られました。
それは石倉泰三さんの現在の活動の原点、それは「阪神・淡路大震災」あの時の全壊状態だった山吉市場にあった障害者事業所(当時作業所)くららベーかりで、やってきた通所のスタッフの「パン焼こう」の
一言、そして被災された女性が出来立て、焼きたてのパンを一口食べた後、その温かさ、におやかさ、美味しさに心から出た一言の「ありがとう」!
そこから、パン屋という「だけ」でなく、障害者支援「だけ」でもない、人が人を思いやる、助け合う、支え合う、誰もが社会の一員として誇り高く生きていく!
そのための生き方、活動が始まったと語りました。
その素晴らしい音声収録に失敗いたしました。深くお詫びいたします。
しかし、再編集再録して、再び配信いたします。
申しわけありませんが、今しばらくお時間いただけますようお願いいたします。

2025年10月4日「震災30年FMYYから見た災害と復興」「つぎはぎ防災」多重被災地で弁護士が見た一番の問題、「心が折れること」 弁護士:津久井進パート2


多重被災地で弁護士が見た一番の問題、「心が折れること」
能登半島では、2007年、2023年、2024年の地震に加え、
豪雨被害や行政の混乱も重なり、被災者が繰り返し困難に直面しています。それは災害法制や被災者支援制度が複数回の災害に対応しきれず、
この動画では、阪神・淡路大震災から30年を目前に、兵庫県弁護士会所属の津久井進弁護士が、近年多発する自然災害における被災者支援の課題と、その根本にある**「孤立」**の問題について語っています。
1. 多重被災地が抱える一番の問題
多重被災地(特に能登半島など)では、度重なる災害と行政の混乱が重なり、被災者が繰り返し困難に直面し、最終的に**「心が折れること」**が最も大きな問題であると指摘されています 。

これは、日本の災害法制や被災者支援制度が複数回の災害に対応しきれず、結果として被災者が制度の隙間に陥ってしまうためです。

2. 災害支援制度の「3つの失敗」
津久井弁護士は、被災者支援の制度には、以下の3つの意味で「うまくいっていないこと」があると解説しています。

🔳制度そのものがない場合 :
阪神・淡路大震災時、家の再建を支援する制度はほとんどなく、国からの義援金のみでした。この教訓から、被災者生活再建支援法が作られ、現在では最大300万円の支援金が出るようになりました。

🔳制度があっても中身が不十分な場合 ]:
当初の支援金制度は、金額が少なく、また家屋の修理に使ってはいけないなど、被災者の実情に合わない規定がありました。これは2007年の能登半島地震などを経て、民主的な議論と立法運動により、使いやすい制度へと改善されてきました。

🔳制度があっても知られていない・使えない場合:
制度の存在を知らない、理解できない、または恥ずかしいといった理由で**「声なき声」**となってしまう被災者が多く存在します [06:14]。

東日本大震災の事例として、字の読み書きができないため支援制度を申請できず、8年間もボロボロの家で暮らしていた方がいたことが紹介されました 。

3. 「声なき声」と人権の課題
命があっただけ良かったではない [09:50]:災害後の支援において、私たちは制度以上に、**「命があっただけ良かったじゃないか」**といった無責任な言葉で、震災障害者などの被災者を深く傷つけてしまった側面があると述べています。

「我慢の美徳」を乗り越える [12:38]:災害時に日本人が示す「我慢」の態度は、しばしば本当の声が押し潰されている結果であると指摘。津久井弁護士は、被災者が勇気を出して声を出すことは、次の被災者を救うための**「義務」**であると強調しています [13:04]。

4. 孤立を防ぐための対策
最大の災害は**「孤立」**であるとし、孤立を防ぐために「災害ケースマネージメント」や「繋がり」が重要だと語られています 。

🔳孤立を防ぐ3つのステップ :
「繋がりを持つ」:地域社会での日常的な繋がり。
「専門家の手」:医者、弁護士、福祉の専門家など、必要なリソースとの繋がり。
「理解をすること」:制度の枠から外れがちな「半端な高年齢」(50~60代)や、手帳を持たない発達障害など、多様な人々の困難を理解し合う仕組みづくり。
私たちができる小さな勇気 [19:28]: 日々の生活の中で、会釈をした人にあえて「おはよう」と声をかけたり、電車で席を譲ったりといった**「ほんのちょっとだけの勇気」**を出すことが、災害時に機能する「繋がり」を育む基礎になると締めくくっています [20:26]。

動画情報
タイトル: 2025年10月4日「震災30年FMYYから見た災害と復興」「つぎはぎ防災」多重被災地で弁護士が見た一番の問題、「心が折れること」 弁護士:津久井進パート2
チャンネル名: FMわぃわぃ
公開日: 2025-10-04
URL: http://www.youtube.com/watch?v=TbRdqj2sOqI

2025年10月4日「震災30年FMYYから見た災害と復興」〜災害での一番重要な視点、それは人権 〜弁護士:津久井進 その1


震災30年FMYYから見た災害と復興
「つぎはぎ防災」
多重被災地で弁護士が見た一番の問題、「心が折れること」

「2025年10月4日『震災30年FMYYから見た災害と復興』
〜災害での一番重要な視点、それは人権 〜弁護士:津久井進 その1
弁護士の津久井進氏が、阪神・淡路大震災の復興に携わってから30年目となる経験に基づき、
近年の多発する自然災害における最も重要な視点、それはすなわち「人権」
なんだと強く発言されました。
被災地に関わる人々は、被災者の「心が折れる」というその瞬間に立ち会うことが間々あり
そのことに気づく!力が重要です。

すべての人々は自分が人間らしく生きていく、生活できる環境にあるか?
それが自分に保証されていると感じることが大切です。
そうでなければ生きていく力、未来に対しての希望を失ってしまう、
つまり「心が折れてしまう」のです。

多重被災による心の疲弊
能登半島では、2004年、2007年、2023年、2024年の地震に加え、
大雨被害や行政の混乱も重なり、被災者が繰り返し困難に直面しました。
立ちあがろうと、やっと未来が見えてきた、という時に再びの被災は「心が折れる」ほどの苦しみであり
現在は他の要因も重なりこの「心が折れる」という状態に陥っておられる方が多数です。

特に能登の被災地においての現状がこの「心が折れる」方々を生み出している、
それは、既存の災害法制や支援制度が複数回の災害に対応しきれていないため、
被災者が制度の隙間に陥ってしまうことが原因とされています。

災害における最も重要な視点:人権
津久井弁護士は、災害において最も大事なものは「人権」であると強調しています。

一般的には防災や制度設計、システム作りが優先されがちですが 、人権こそが「目的」であり、
法律、制度、道路、建物といった「ハード」は全て、その人権を守るための「手段」であるべきだと主張しています。

複合災害の例としては古くは30年前の阪神・淡路大震災における地震と金融ショック、二重ローンや、
東日本大震災における地震、津波、原発事故などが挙げられます。
さらには熊本地震での2度にわたる地震が傘あんって起きたことや能登半島での地震の後の大洪水など
度重なる災害を例に挙げ、複合的な問題が被災者に突きつけられる現状について解説しています。

災害現場では往々にして目的と手段の位置関係がテレコになることが起こります。
阪神・淡路の時はなかった制度が、現在は出来上がっていることからよりその傾向が大きいいと言えます。
人権擁護が一番の目的であるということを心せねばなりません。
この最重要の人権という視点よりも、すでにある制度に被災状況を合わせていく、、、ということが、
実は一番の問題であります。

例えば、仮設住宅を「制度上1年で出ることになっているから」という理由で、
行き場のない被災者に退去を迫るような事態は、「おかしい」と感じる心が必要であり、それを対して声を上げることが重要です。

未来への教訓、まだ被災していない地域のみなさんへの伝承として
過去の災害で味わった苦難を失敗としてきちんと認識し、再び他の地域で同じ失敗を繰り返さないこと!
そのためには、成功体験だけではなく、このような失敗体験、人の痛みに気づけなかったその体験談をこそ
届けていく必要があります。

なお、この講演の「解決の道」については、次回のパート2で詳しく解説していただきますので
ぜひ続けてご覧ください。

動画のURL: http://www.youtube.com/watch?v=jIQdmk-vw9E チャンネル名: FMわぃわぃ

2025年8月23日「らの会わぃわぃbyネットワークながた」えんぴつの家 前理事長 松村敏明さんを偲んで 第102回


今回は8月7日に亡くなられた「えんぴつの家」前理事長 松村前理事を忍んで現理事 長鋤柄さんと石倉泰三さんが、神戸の社会福祉状況について語ります。
えんぴつの家は、障害者が地域で生きる拠点として多くの人たちに期待され、そして多くの人たちの支えがあって1985年4月1日にオープンいたしました。
えんぴつの芯は永遠に腐らないものですが、それ自体はもろく折れやすいものです。
えんぴつは、そのまわりを丈夫な木で包み支ささえています。
えんぴつの家の名前にはそういう意味が込こめられています。
えんぴつの家は、設立に向むけ建物を建設した時も、社会福祉法人化した時も、ひとつひとつ事業所を立ち上げた時も、そして日々の取り組みにいたるまで、周りの多くの暖かい「木」に支えていただいてまいりました。
おかげをもちまして、相談事業と無認可の小規模作業所のパン工場から始まった私たちの事業も、今では、生活介護事業所が3か所、就労継続支援B型事業所が2か所、グループホームが4か所、ヘルパー派遣事業所が1か所の計10か所の事業所を運営するまでになりました。
これからも、ひとりでも多くの方に私たちの取り組みを知っていただき、芯をやさしく包み支える「木」になっていただきたいと思っております。
どうぞよろしくお願ねがいします。  理事長 鋤柄 和成
2025年春お花見with松村ご夫妻と石倉ご夫妻

2025年8月23日土曜日13時半「らの会わぃわぃbyネットワークながた」は追悼番組

本日13時半からの「らの会わぃわぃbyネットワークながた」は、社会福祉法人えんぴつの家 前理事長 松村智明さんを偲んでお贈りします。
ゲストは現理事長鋤柄和成さん、お相手は石倉泰三さん、司会進行は金千秋です。
社旗福祉法人えんぴつの家 足跡https://enpitsunoie.com/%e3%81%88%e3%82%93%e3%81%b4%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%ae%b6%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

2025年8月2 日「AWEPあんしんつうしん」熱中症(ねっちゅうしょう)Preventing Heat stroke


熱中症(ねっちゅうしょう)
Preventing Heat stroke
暑さ対策(あつさたいさく)
水分補給(すいぶんほきゅう)、エアコン、帽子(ぼうし)、
日傘(ひがさ)、ペットボトルなどをもつ。
【熱中症(ねっちゅうしょう)になると】
・軽度(かるい):めまい、立(た)ちくらみ、筋肉痛(筋肉痛)、   
         汗(あせ)がとまらない。
・中度(すこし):頭痛(づつう)、吐(は)き気(け)、体(からだ)が
        だるい。
・重度(おもい):意識(いしき)がない、けいれん、体温(たいおん)
        高(たか)い、まっすぐに歩(ある)けない、走(はし)
        れない。
【ペットボトル(ぺっとぼとる)】
・直接(ちょくせつ)飲(の)む → 雑菌(ざっきん)が はいる。
・時間(じかん)がたつと、菌(きん)が ふえる。
 → 食中毒(しょくちゅうどく)の 原因(げんいん)
【水筒(すいとう)にも注意(ちゅうい)!!】
・毎日(まいにち)きれいに洗(あら)いましょう。
・×塩素系漂白剤(えんそけいひょうはくざい)
・内側(うちがわ)にサビやキズがないか確認(かくにん)
・×酸性(さんせい)の飲み物(のみもの)
・古(ふるい)ものは 新(あたら)しいものに交換(こうかん)
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Ministry of the Environment


厚生労働省(こうせいろうどうしょう)
Ministry of Health, Labour and Welfare