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防災、被災地支援に関連した番組

Tháng 11 năm 2025 (Phần 3) “Mỹ Du Ký (6): Trăm nghe không bằng một thấy”2025年11月(Part 3)「アメリカ紀行(6)


皆さん、こんにちは。今回はベトナム夢KOBEのAnh Thư、Huy Hiếuと林貴哉が日本に暮らすベトナム人に役立つ情報をお伝えします。
Xin chào quý vị và các bạn! Anh Thư, Huy Hiếu và Hayashi Takaya của VIETNAM yêu mến KOBE xin được tiếp tục chia sẻ những thông tin hữu ích cho người Việt hiện đang sinh sống tại Nhật Bản trong chương trình ngày hôm nay.
先月のアメリカ紀行では、アメリカ合衆国で訪ねた本屋について紹介しました。最後に紹介した本屋は、カリフォルニア州の北部にあるサンフランシスコという都市にあります。
Trong Mỹ Du Ký tháng trước, tôi đã giới thiệu những hiệu sách tôi đã ghé thăm ở Hoa Kỳ. Một trong những hiệu sách nằm ở San Francisco, một thành phố ở miền bắc California.

子どもの頃から私にはアメリカ合衆国に憧れがありました。「自由の女神」や「アメリカンドリーム」といったことばのイメージや、アメリカで活躍する日本人野球選手のイメージも影響していると思います。アメリカ合衆国から転校してきたクラスメイトには、アクティブな姿や自由な雰囲気がありました。
Từ nhỏ, tôi có quan tâm đến nước Mỹ. Tôi nghĩ điều này chịu ảnh hưởng bởi hình ảnh những từ như “Tượng Nữ thần Tự do” và “Giấc mơ Mỹ”, cũng như hình ảnh những cầu thủ bóng chày Nhật Bản thi đấu tại Hoa Kỳ. Một người bạn cùng lớp chuyển đến trường tôi từ Hoa Kỳ có vẻ ngoài năng động và phóng khoáng.

このようなイメージを抱いていたアメリカ合衆国に行ってみたら、日本での生活で感じる漠然とした生きづらさを打破できるのではないか、と思いました。ある場所に理想を抱きすぎるとその現実に幻滅することもあります。しかし、そこに行かなければ、憧れは憧れのままで終わってしまいます。そう考えて、私はアメリカ合衆国に調査に行くことにしました。
Tôi nghĩ rằng nếu đến Hoa Kỳ, tôi có thể vượt qua được cảm giác khó khăn mơ hồ khi sống ở Nhật Bản. Đôi khi, việc lý tưởng hóa một nơi quá mức có thể dẫn đến sự vỡ mộng với thực tế. Tuy nhiên, nếu tôi không đến đó, sự ngưỡng mộ của tôi sẽ chỉ dừng lại ở mức ngưỡng mộ. Với suy nghĩ này, tôi quyết định đến Hoa Kỳ để nghiên cứu.

私がサンフランシスコに行きたいと思ったのはこれまで日本で知り合った研究者やベトナム系のアーティストを訪ねて、彼らの研究や創作の環境について知りたいと思ったからです。
Lý do khiến tôi muốn đến San Francisco là tôi muốn đến thăm các nhà nghiên cứu và nghệ sĩ Việt Nam mà tôi đã gặp ở Nhật Bản và tìm hiểu thêm về môi trường nghiên cứu và sáng tạo của họ.

サンフランシスコに関する情報は日本でもたくさんあります。インターネットや書籍でもアクセスすることができます。しかし、やはり行ってみて、自分で体感しなければわからないことがありました。
Có rất nhiều thông tin về San Francisco ở Nhật Bản, có thể tìm thấy trên mạng và trong sách. Tuy nhiên, có một số điều bạn không thể thực sự hiểu được trừ khi bạn đến đó và tự mình trải nghiệm.

Tháng 11 năm 2025 (Phần 2) “Một sân khấu Múa rối nước nhỏ đã được dựng lên tại vùng đất Nagata.” 2025年11月(Part 2)「小さな水上人形劇場が長田の地に」


皆さん、こんにちは。今回はベトナム夢KOBEのAnh Thư、Huy Hiếuと林貴哉が日本に暮らすベトナム人に役立つ情報をお伝えします。
Xin chào quý vị và các bạn! Anh Thư, Huy Hiếu và Hayashi Takaya của VIETNAM yêu mến KOBE xin được tiếp tục chia sẻ những thông tin hữu ích cho người Việt hiện đang sinh sống tại Nhật Bản trong chương trình ngày hôm nay.
Câu chuyện ngày hôm nay chúng tôi muốn kể với quý vị đó là về nỗ lực thực hiện một sự kiện mang đậm chất văn hóa nghệ thuật truyền thống Việt Nam ngay trên đất nước Nhật Bản. Đó là sự kiện biểu diễn Múa rối nước truyền thống miễn phí ở Nagata.
本日、皆さまにご紹介したいのは、日本の地でベトナムの伝統文化と芸術を届けるための取り組みについてです。
それは、長田で開催された無料のベトナム伝統芸能「水上人形劇」公演です。
Đơn vị lên ý tưởng và tổ chức thực hiện là một tổ chức vì cộng đồng có tên Làng tôi, có trụ sở ở Nagata, Kobe. Cả người Nhật và người Việt ở tổ chức này đã ấp ủ dự án trong 5 năm, thực hiện thành công trong những năm gần đây, lần nào cũng được nhiều người quan tâm từ trẻ đến già.
このイベントを企画・実施したのは、神戸・長田に拠点を置く地域貢献団体「Làng tôiラントイ」。日本人とベトナム人のメンバーが共に5年間準備してきたプロジェクトで、近年は毎回多くの方々に注目され、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しんでいます。
Những nghệ sĩ nhà múa rối nước Thăng Long đã đến Nhật, chỉ đạo làm nên một sân khấu từ trước đến nay chưa từng có, tuy nhỏ và đơn giản nhưng nó là cả một bầu trời tâm huyết của ban tổ chức. Nghệ thuật truyền thống của bất kỳ một quốc gia nào đều có một sức hút đặc biệt, cần được gìn giữ cẩn thận và lan truyền rộng rãi đến những thế hệ mai sau. Múa rối nước Việt Nam gói trọn những đặc trưng văn hóa Bắc Bộ Việt Nam, từ âm nhạc đến câu chuyện được kể qua mỗi vở diễn. Không cần hiểu tiếng Việt vẫn có thể tận hưởng múa rối một cách vui vẻ.
今回の公演では、ハノイの「タンロン水上人形劇団」の芸術家たちが来日し、これまでにない舞台を作り上げました。小さくてシンプルながらも、主催者の情熱が詰まった舞台は、観る人の心を打ちます。伝統芸能は、どの国においても特別な魅力を持ち、次世代へと大切に受け継がれるべきものです。 ベトナムの水上人形劇は、北部の文化を象徴する芸術であり、音楽や物語を通してその魅力が伝わります。言葉がわからなくても、誰もが笑顔で楽しめる舞台です。
Thực ra người Việt ở Việt Nam không hay đi xem múa rối truyền thống ở nhà hát. Nhưng tất cả mọi người đều biết múa rối nước là nét nghệ thuật có một không hai của Việt Nam, nhớ tên một vài nhân vật trong các vở kịch rối nước dù chỉ qua sách giáo khoa hoặc một vài trích đoạn trên ti vi. Múa rối nước truyền thống được tổ chức ở Nhật Bản, đặc biệt là ở những nơi dễ thu hút sự chú ý như quảng trường, công viên hay trước nhà ga, mang theo một trải nghiệm đặc biệt không tả nổi, bất cứ ai người Việt nào nếu có ghé qua buổi diễn sẽ vô cùng hạnh phúc và tự hào vì tiếng Việt và nghệ thuật Việt được giới thiệu cho bạn bè người Nhật, nhất là khi nhìn thấy nụ cười và tiếng vỗ tay giòn dã của khán giả đến xem.
実は、ベトナム国内では劇場で人形劇を観る機会はそれほど多くありません。それでも、多くの人が教科書やテレビの一場面で人形劇の登場人物を知っていて、水上人形劇がベトナム独自の芸術であることは広く認識されています。そんな人形劇が日本で、しかも駅前や公園、広場など人目を引く場所で披露されることは、言葉にできないほど特別な体験です。もしベトナム人の方がその場に居合わせたら、自分の言語と文化が日本の人々に紹介されていることに、きっと誇りと喜びを感じることでしょう。

2025年11月8日「AWEPあんしんつうしん」Applying for a passport Pag-aaplay para sa isang pasaporte パスポートの申請


今回の番組では、外国籍の親が日本国籍の子どものパスポートを申請する際に直面した問題とその注意点について話し合います。

1. 外国籍の親による日本パスポート申請の課題
日本国籍のパスポートの場合、すべての情報は日本語のみとなります。
パスポート申請に関する書類やウェブサイトの情報は、日本人による申請が前提のため、基本的にすべて日本語で提供されており、
日本語の読み書きが難しい外国籍の親にとっては大きな障壁となります。

特に未成年者の申請の場合、親権者の確認には大きな問題が持ち上がります。
申請窓口で、自分が子どもの親権者であることを証明する書類の提出が必要となります。
氏名や本籍地に変更がない更新の場合でも、親権者であることを確認するため「戸籍謄本」の提出を求められることがあるようです。
子どもの苗字と親権者の苗字が異なる場合など、親権者であることを確認できる書類が必要となります。
な場合があるとの説明があります [11:27]。

2. 写真に関する重要な注意点
規格は非常に厳格であり、パスポート用の写真は国際基準に基づき、顔のサイズ、髪の毛のかかり方、目の反射(眼鏡の場合)など、細かく規定されています。
できればパスポートセンターに併設されているような写真館で撮影することをお勧めします。

3. 困った時のサポート
申請に困った場合は、「NGO神戸外国人救援ネット(GQネット)」や「アジア女性自立プロジェクト(AWEP)」など、神戸に多くある外国籍の方をサポートしている団体に相談することを勧めます。

外国籍の親が日本国籍の子どものパスポートを申請する際は、「情報が日本語のみ」であること、
特に「親権者の確認のための書類(戸籍謄本など)の準備」、そして「写真の厳格な規格」に注意してください。

念のため戸籍謄本などを事前に用意しておくことが望ましいです。

2025年10月26日日曜日今年も実施!「まるごオアシスでの消火器訓練」ネパール人留学生も参加!


今年も開催されました「消火器訓練」
開催場所は「丸五市場」に生まれた防災空地「まるごオアシス」
防災だけではなく、下町芸術祭2025でのダンスパフォーマンスの場所として活用される、地域のコミュニティスペース。
今回も地域の日本語学校、神戸新長田日本語学院の若い2人の留学生が参加。
古い木造長屋の建物での火災発生を想定した消火器での訓練を実施しました。

訓練の目的としては、古い建物が多い地域での火災の危険性を認識し、実際に消火器(今回は訓練用の水消火器)を使って火を消す訓練を行うこと。
実際の炎に向かって水消火器で消火を行います。

訓練は成功しましたが、消火器の噴射時間は、水消火器でも本物の消火剤の消火器でも14秒しか持続しません。
火が自分の背を越えるぐらい大きくなったらすぐに119番に電話することの重要性が強調されました。
また、お年寄りが多い地域のため、「火事ですよ」と声をかけて一緒に避難することもとても大切です。
この丸五市場に並んで立っている建物に住んでいる日本語学院の外国人留学生にも、地域の防災福利コミュニティの人々が参加を呼びかけ
共に地域を守る仲間として声を掛け合っています。

2025年10月25日「らの会わぃわぃbyネットワークながた」お詫び:今回は音声収録に失敗。画像のみの配信です。再編集して後日配信いたします。


震災30年を迎え、現在のくららべーかりー、ネットワークながたの石倉泰三氏のあり方、生き方の原点を探るという内容でした。
現在新長田南地域一帯で開催中(2025年10月18日から11月3日)の「下町芸術祭2025」前夜祭@駒が林公園(2025年10月17日)に、長田の寅さんのコスチュームで石倉泰三さんも参加しました。
会場には焚き火が赤々と燃やされておりそれを見ながら、思ったことを語られました。
それは石倉泰三さんの現在の活動の原点、それは「阪神・淡路大震災」あの時の全壊状態だった山吉市場にあった障害者事業所(当時作業所)くららベーかりで、やってきた通所のスタッフの「パン焼こう」の
一言、そして被災された女性が出来立て、焼きたてのパンを一口食べた後、その温かさ、におやかさ、美味しさに心から出た一言の「ありがとう」!
そこから、パン屋という「だけ」でなく、障害者支援「だけ」でもない、人が人を思いやる、助け合う、支え合う、誰もが社会の一員として誇り高く生きていく!
そのための生き方、活動が始まったと語りました。
その素晴らしい音声収録に失敗いたしました。深くお詫びいたします。
しかし、再編集再録して、再び配信いたします。
申しわけありませんが、今しばらくお時間いただけますようお願いいたします。

2025年10月4日「震災30年FMYYから見た災害と復興」「つぎはぎ防災」多重被災地で弁護士が見た一番の問題、「心が折れること」 弁護士:津久井進パート2


多重被災地で弁護士が見た一番の問題、「心が折れること」
能登半島では、2007年、2023年、2024年の地震に加え、
豪雨被害や行政の混乱も重なり、被災者が繰り返し困難に直面しています。それは災害法制や被災者支援制度が複数回の災害に対応しきれず、
この動画では、阪神・淡路大震災から30年を目前に、兵庫県弁護士会所属の津久井進弁護士が、近年多発する自然災害における被災者支援の課題と、その根本にある**「孤立」**の問題について語っています。
1. 多重被災地が抱える一番の問題
多重被災地(特に能登半島など)では、度重なる災害と行政の混乱が重なり、被災者が繰り返し困難に直面し、最終的に**「心が折れること」**が最も大きな問題であると指摘されています 。

これは、日本の災害法制や被災者支援制度が複数回の災害に対応しきれず、結果として被災者が制度の隙間に陥ってしまうためです。

2. 災害支援制度の「3つの失敗」
津久井弁護士は、被災者支援の制度には、以下の3つの意味で「うまくいっていないこと」があると解説しています。

🔳制度そのものがない場合 :
阪神・淡路大震災時、家の再建を支援する制度はほとんどなく、国からの義援金のみでした。この教訓から、被災者生活再建支援法が作られ、現在では最大300万円の支援金が出るようになりました。

🔳制度があっても中身が不十分な場合 ]:
当初の支援金制度は、金額が少なく、また家屋の修理に使ってはいけないなど、被災者の実情に合わない規定がありました。これは2007年の能登半島地震などを経て、民主的な議論と立法運動により、使いやすい制度へと改善されてきました。

🔳制度があっても知られていない・使えない場合:
制度の存在を知らない、理解できない、または恥ずかしいといった理由で**「声なき声」**となってしまう被災者が多く存在します [06:14]。

東日本大震災の事例として、字の読み書きができないため支援制度を申請できず、8年間もボロボロの家で暮らしていた方がいたことが紹介されました 。

3. 「声なき声」と人権の課題
命があっただけ良かったではない [09:50]:災害後の支援において、私たちは制度以上に、**「命があっただけ良かったじゃないか」**といった無責任な言葉で、震災障害者などの被災者を深く傷つけてしまった側面があると述べています。

「我慢の美徳」を乗り越える [12:38]:災害時に日本人が示す「我慢」の態度は、しばしば本当の声が押し潰されている結果であると指摘。津久井弁護士は、被災者が勇気を出して声を出すことは、次の被災者を救うための**「義務」**であると強調しています [13:04]。

4. 孤立を防ぐための対策
最大の災害は**「孤立」**であるとし、孤立を防ぐために「災害ケースマネージメント」や「繋がり」が重要だと語られています 。

🔳孤立を防ぐ3つのステップ :
「繋がりを持つ」:地域社会での日常的な繋がり。
「専門家の手」:医者、弁護士、福祉の専門家など、必要なリソースとの繋がり。
「理解をすること」:制度の枠から外れがちな「半端な高年齢」(50~60代)や、手帳を持たない発達障害など、多様な人々の困難を理解し合う仕組みづくり。
私たちができる小さな勇気 [19:28]: 日々の生活の中で、会釈をした人にあえて「おはよう」と声をかけたり、電車で席を譲ったりといった**「ほんのちょっとだけの勇気」**を出すことが、災害時に機能する「繋がり」を育む基礎になると締めくくっています [20:26]。

動画情報
タイトル: 2025年10月4日「震災30年FMYYから見た災害と復興」「つぎはぎ防災」多重被災地で弁護士が見た一番の問題、「心が折れること」 弁護士:津久井進パート2
チャンネル名: FMわぃわぃ
公開日: 2025-10-04
URL: http://www.youtube.com/watch?v=TbRdqj2sOqI