三田市の多言語行政パンフレットが完成しました!

三田市まちづくり協働センターが主体となり、三田市役所のごみ政策や防災などの関係各部署、民間団体の三田市国際交流協会とFACILが数カ月にわたりミーティングを重ねてつくったパンフレット「~災害時にあなたと家族の命を守るために~」と「家庭ごみの分別と出し方ルール」が完成しました。

日本語、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、ハングル、ベトナム語の7言語表記です!

各言語は見やすく色分けされ、よく災害の起こる場所や間違って出されやすいごみの写真などが各現場担当者から提供されました。内容も、日本で暮らす外国人が本当に知りたいこと、知っておくべきことに絞り込みました。

アイデアは2011年冬から時間をかけてじっくりと話し合う中から生まれてきたもので、FACILもこれまで培ってきたコミュニティ翻訳のノウハウを発揮して、企画から完成まで関わりました。

ミーティングでは様々な立場の担当者が顔を合わせ、経験や意見を交換しました。結果、分かりやすいパンフレットができただけではなく、地域によっては避難所を示すプレートが設置されていない、ごみステーションが分かりにくいなど、今まで浮かび上がらなかった問題点が判明しました。

FACILにとっても自らのNPOとしての強みを再確認し、自治体や国際交流協会の方々の考え方や疑問点などを知ることができた、きわめて有意義なプロジェクトとなりました。

パンフレットは三田市内の市民センターなど公共施設で、または自治会を通じて配布されています。