セミナーを開催します。~災害が発生した時、多言語でラジオ放送用情報を制作するには?~

多言語災害情報発信セミナー: ラジオを使った多言語災害情報提供の基本とマルチラジオカーや多言語による放送コンテンツの制作などの実践

災害時に地域ラジオ局が果たす役割は大きく、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震では、その情報発信力と近隣の放送局との助け合いが不可欠であることが認識されました。

また、近年グローバル化が進み、地方都市にも多文化な背景を持つ住民が暮らすようになってきました。すべての住民が日本語を理解するとは限らない状況下で災害が起こった場合、ことばの壁を超えて情報を共有し、誰もが互いに助け合うことは必須と言えます。

本セミナーでは、災害時における多言語でのラジオ放送の意義や、地域ラジオ局の果たす役割、防災意識の啓蒙や災害時に対応できる協力体制の重要性など、ラジオを使った多言語災害情報提供の基本とマルチラジオカーや多言語による放送コンテンツの制作などの実践ノウハウをお伝えします。

■日程:
基礎編―2010年12月8日(水)または12月16日(木)
実践編―2010年12月9日(木)または12月22日(水)
※上記の基礎編と実践編の各2日程から、それぞれ1日ずつ選んでご参加ください。

■会場:独立行政法人国際協力機構兵庫国際センター (JICA兵庫)
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2 TEL 078-261-0341(代)
JR「灘」駅から徒歩約12分、阪神「岩屋」駅から徒歩約10分
https://www.jica.go.jp/hyogo/office/access.html

参加費:無料(要事前申込)
お名前・連絡先・所属機関(団体名)・参加希望日程(基礎編・実践編各1日。詳細日程は裏面参照)を明記し、以下あてメールまたはFAXでお申込ください。
※定員30名:申込多数の場合は抽選となります。予めご了承下さい。

お申込み・お問い合わせ
《多文化プロキューブグループ》(特活)多言語センターFACIL(ファシル) 担当:李
TEL : (078)736-3040        FAX: (078)737-3187
Mail       : facil@tcc117.org
URL :https://www.tcc117.org/facil/

■日程
基礎編 ※以下の2日程のうち、どちらかをお選びください。

12/8(水) 14:00-14:10 三枝博行 (ラジオ関西専務取締役) オープニング
14:10-14:55 吉田秀子
(VOICE CREATER/
元 ラジオ関西報道制作部長)
災害時における地域ラジオの役割
15:10-15:20 伊禮英全
(JICA兵庫所長/DRLCセンター長)
災害時多言語音声素材集(DMAM)とJICA研修での活用等について
15:20-17:00 吉富志津代

(多言語センターFACIL理事長/
FMわぃわぃ多言語プロデューサー)

災害時における多言語情報提供の意義と災害時多言語音声素材集(DMAM)の活用
12/16(木) 14:00-14:10 三枝博行 (ラジオ関西専務取締役) オープニング
14:10-14:55 山田健人 (エフエム三木取締役局長) 災害時における地域ラジオの役割
15:10-15:20 伊禮英全 (JICA兵庫所長/DRLCセンター長) 災害時多言語音声素材集(DMAM)とJICA研修での活用等について
15:20-17:00 日比野純一
(FMわぃわぃ代表取締役)
災害時における多言語情報提供の意義と災害時多言語音声素材 (DMAM)の活用
17:00-17:15 東 淳一

(流通科学大学商学部教授)

災害情報提供におけるピクトグラムの可能性
実践編
※以下の2日程のうち、どちらかをお選びください。

12/9(木) 14:00-15:00 中澤純一 (株式会社デスカルガ代表/
ラジオ関西ディレクター)
マルチラジオカーの役割と実践
15:15-17:15 金千秋
(FMわぃわぃ総合プロデューサー)
多言語・多文化番組制作ワークショップ
17:15-17:30 東 淳一

(流通科学大学商学部教授)

災害情報提供におけるピクトグラムの可能性
12/22(水) 14:00-15:00 中澤純一 (株式会社デスカルガ代表/
ラジオ関西ディレクター)
マルチラジオカーの役割と実践
15:15-17:15 吉富志津代

(多言語センターFACIL理事長/
FMわぃわぃ多言語プロデューサー)

多言語・多文化番組制作ワークショップ